台中市政府提供

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(台中 15日 中央社)台湾鉄路管理局西部幹線の后里−烏日間21.7キロが16日に高架化され、台中駅を含めた5駅が高架駅となる。台中市政府都市発展局の王俊傑局長は、これで鉄道による地域分断が解消され、バランスの取れた発展が望めるようになると喜んだ。これまで台中駅は前・後駅に分かれており、後駅側の発展に遅れが出ていた。

王氏によると、市は今後、旧線のあった場所の緑化を進める予定で、自転車専用道路や運動公園、駐車場の整備も計画。また、駅前のバスターミナルも撤去、移転が決まっている。市は来年1月までに駅前広場の再開発を完了させる見通し。

一方、高架化によって、日本統治時代の1917(大正6)年に建てられた台中駅の現駅舎は15日、その役割を終える。同日午後8時55分に最後の列車が出発する予定で、駅には朝から多くの鉄道ファンが集まっている。

台中市の林佳龍市長は5月、国定古跡にも登録されている同駅舎を高架化後も残し、隣接する倉庫群とともに国レベルの鉄道博物館などとして利用する考えを示している。

(趙麗妍/編集:杉野浩司)