男子トイレにオムツ台か「中立スペース」か:イクメンパパのための世界の取り組み

写真拡大

10月7日、米国議会で可決された法案「The BABIES Act」(Bathrooms Accessible in Every Situation Act=あらゆる状況に対応するバリアフリートイレ法)により、今後はアメリカでは男子トイレでもオムツ替えが可能となる。

カリフォルニア州では2年前に法案否決

YouTube - Sen. Lara - Potty Parity for Parents Act

YouTube - Sen. Lara - Potty Parity for Parents Act

すでに2年前、カリフォルニア州では、「The Potty Parity for Parents Act」(両親平等トイレ法)が広範な支持を得て上院・下院を突破。

しかし、映画館やショッピングセンターなど既存の施設のトイレ改造を要するため、最終的に州知事に否決される事態となっていた。

アシュトン・カッチャーが署名運動

その半年後、新米パパとなった俳優アシュトン・カッチャーが、「男子トイレにもオムツ台を!」と署名運動を立ち上げる。

少しでも実現可能な目標を目指し、大手商業施設、TargetとCostcoの2社に、率先して「平等トイレ」を導入するよう呼びかけた。

change.org

change.org

10万人以上の署名を集め、イクメンパパたちの切実な願いが広く知られるところとなった。

フランスでは「中立トイレ」

フランスには男子トイレにオムツ台はないが、パリの空港に「中立スペース」が設けられている。

ロゴデザインが示すとおり、パパでもママでも性別問わず、この「中立スペース」でオムツ替えができる。

パリの二つの国際空港のトイレ170ヶ所のうち38ヶ所の改装工事に、3年間で4000万ユーロ(約45億円)もの費用がかかっている。

YouTube - Sen. Lara - Potty Parity for Parents Act

YouTube - Sen. Lara - Potty Parity for Parents Act

アメリカの法案可決がきっかけとなり、世界でも主要な公共施設や商業施設などで、改装のタイミングに合わせて「平等トイレ」や「中立トイレ」が広まっていくだろう。