台湾のソブリン格付け、過去15年で初めて引き上げ  見通しは安定的

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(台北 15日 中央社)格付け会社のフィッチ・レーティングスはこのほど、台湾の外貨建て長期ソブリン格付けを従来の「Aプラス」から「AAマイナス」に引き上げた。台湾が格上げされるのは、2001年11月に同社が台湾のソブリン格付けを開始して以来初めて。見通しは安定的だと評価された。

同社アジア太平洋地域のソブリン格付け責任者のアンドリュー・フェンネルディレクターは、中国大陸との関係は5月の政権交代後、冷え込む傾向にあるが、台湾のソブリンの信用力は変わっていないと語った。

台湾の格上げについて同社は、台湾の2015年の実質国内総生産(GDP)成長率が0.65%にとどまった一方で、同年の政府の各レベルにおける剰余金がGDPの0.1%に達したことを指摘。今年の剰余金は、税収増加と支出の慎重な管理を背景に、政府の目標を上回るだろうと予想した。

(蔡怡杼/編集:名切千絵)