ヘロインに依存する初老の米・夫婦、醜態をさらす(出典:http://www.deccanchronicle.com)

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つい先日、アメリカのある警察のFacebookのページに「車でヘロイン過剰摂取、意識不明の男女の後ろには幼児の姿」という衝撃的な写真が公開されたことをこちらでお伝えしていた。またしてもアメリカから、ヘロイン依存ゆえの情けなくも奇妙な姿をさらした夫婦の話題が報じられた。

最高の多幸感を提供する代わりに待ち受けているのは強い禁断症状と人生の荒廃。これがヘロインの怖さだと知りながら、そこに溺れていく人々がアメリカにはいまだ大勢いる。このほどテネシー州メンフィスのある歩道でとんだ醜態をさらした初老の夫婦も同様。人生をまさに台無しにしていることが見て取れる。

コートランド・ガーナーさんという人物がFacebook Liveに投稿し、複数のメディアが紹介して大きな話題となっているこのショッキングな写真や動画。それはヘロインの過剰摂取で歩行も困難になり、膝から崩れ落ちたカーラ・ハイアーズという59歳の女と、そのそばで意識を失い、のけぞった形のまま後ろに倒れ込んだ彼女の夫である。

たまたま通りかかった人たちの多くは、彼らの卒倒が病気ではなく薬物の過剰摂取に由来するものだとわかると、「同情の余地もない」と言って笑いながら撮影を開始。それでも誰かが911通報をしたため、現場に到着した救急車で病院へと搬送されていった。警察の事情聴取にハイアーズは「近くにある薬局のトイレを借りてヘロインを鼻から吸引した」と供述したもよう。過去には窃盗、違法薬物の所持、詐欺などで服役を経験していたこともわかっている。

ガーナーさんは「インターネットのおかげで多くの子供たちは大人がやっていることをちゃんと見て、知っています。この2人の情けない姿からも多くのことが学べるでしょう。だからドラッグをやってはいけない、こんな無様な姿をさらすのはご免だと言うのではないでしょうか」とそこに添えた。この夫妻に幼い孫でもようものならこれは目も当てられない醜態、情けないというほかない。

出典:http://www.deccanchronicle.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)