ジャックラッセルテリアの抜け毛対策

具体的な抜け毛対策はどうすればいいの?

まず、ジャックラッセルテリアは「抜け毛の多い犬種」です。
そのため、定期的なケアが必要です。
また毛の種類は3種類ありますが、どのタイプも基本的な対策は「ブラッシング」になってくるでしょう。

ブラッシングで古い毛を除去!

ジャックラッセルテリアの1番の抜け毛対策は、こまめなブラッシングです。
ブラッシングをすることで、古い毛を取り除き、落ちる毛を少なくするのです。

朝と晩2回のブラッシングをお勧めします。ブラッシングは、抜け毛を減らすこと以外にも、血行を良くし換毛を促したり、皮膚を清潔に保ったりと、メリットは多いです。

ブラシの種類

ブラッシングの種類には、コームやブラシ、グローブなど様々な種類があります。

やり方としては、毛玉になってるものは人間の手である程度ほぐし、ブラシで表面の古い毛を取り除きます。
最後にコームで表面が滑らかになるように整えてあげます。被毛の毛質や長さに合わせて、道具を選ぶと良いでしょう。

シャンプーも効果的

また、シャンプーも、古い毛を取り除くのに有効です。ただし、シャンプーのしすぎは必要な皮脂もおとしてしまい、乾燥しがちになり皮膚トラブルを起こしやすいので月に2、3回程度で十分です。

ジャックラッセルテリアの毛の種類と抜けやすさ

抜け毛が多いジャックラッセルテリアはどの種類?

ジャックラッセルテリアはイギリス生まれの小型犬です。
小さいながらも筋肉質で、活発です。賢い一方、実は頑固で、しつけはそこそこ大変と言われています。ジャックラッセルテリアの毛の種類は3種類あります。

スムースコートタイプラフコートタイプロークンコートタイプ

愛犬のジャックラッセルテリアがどの被毛の種類なのか、そしてその被毛の種類により抜け毛のケア頻度が変わってきます。

ジャックラッセルテリアの毛の構造

まずジャックラッセルテリア含む犬の被毛は、皮膚の保護の役割を果たすオーバーコートと、体温調節の役割を果たすアンダーコートの2種類に分かれます。

ジャックラッセルテリアはこの2種類の被毛がある「ダブルコートタイプ」に当てはまり、大量に毛が抜ける「換毛期」があります。

そして、抜け毛の多さやケア頻度は、タイプによって変わってくるのです。

スムースコートタイプ

被毛の長さは数ミリから1センチくらいで、1番被毛が短い種類です。
ジャックラッセルテリアの中でも1番抜け毛が多いのは意外にもこの被毛の短いスムースコートタイプなのです。動くたびにパラパラと床に落ちることも多いと思います。
特に換毛期にはごっそり抜け毛が取れます。

ラフコートタイプ

長毛で毛の量も1番多いタイプです。抜け毛の多さは、スムースより少ないようですが、抜ける毛の長さを考えると、定期的に抜け毛のケアを行うべきでしょう。

ブロークンコートタイプ

これは、スムースコートタイプとラフコートタイプのいわば中間で、短い被毛と長い被毛が混合して存在します。
毛質もスムースコートのように硬かったり、ラフコートのように柔らい毛があったりと、様々です。
中間的な性質のため抜け毛の量も両方の中間程度です。

抜け毛になるジャックラッセルテリアの病気は?

ジャックラッセルテリアの抜け毛は、病気が原因で引き起こされる場合がある事を覚えておきましょう。

とくに、過度な抜け毛が続く場合や、局部的な抜け毛が続く場合は、患部の状況や愛犬の具合をよく観察して、直ぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

抜け毛をひき起きす皮膚の感染症

ジャックラッセルテリアに限りませんが、脱毛になる病気は多々あります。まずは皮膚の感染症についてです。

膿皮症

皮膚の細菌感染によるもので、表皮小環とよばれる円形病変が認められ、円形の周りにフケを伴い、時には抜け毛を起こします。

皮膚糸状菌症

真菌によるもので、これは人間にも感染のリスクがあるので要注意です。円形に脱毛するのが特徴的です。

マラセチア症

マラセチアと呼ばれる酵母菌による感染症です。口周り、顎、脇、鼠径部、指の間などが赤くなったりべたつきが出てきたりします。犬が痒くて引っ掻いたり、噛んだりすると脱毛を起こします。脂漏症の原因にもなります。

毛包虫症

毛包虫(アカラス)と呼ばれる寄生虫による感染症です。四肢や体幹部に発疹とカサブタを生じ、皮膚病変が重度になったり、とても痒みが強いために犬が噛んだりすると脱毛します。

感染症以外にも、脱毛を起こす病気があります。ホルモン性脱毛と呼ばれるものです。ホルモン性脱毛は痒みはなく、左右対称性に脱毛するのが特徴です。

甲状腺機能低下症

甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンが減少して起こる病気です。甲状腺機能低下症による抜け毛はラットテールと呼ばれるように、尻尾の先が脱毛するのが特徴的な病気です。そのほか、元気がないなど全身状態にも変化があります。

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症は、外観的にはお腹が膨らんでおり、ホルモンの影響によって皮膚が薄くなるため全体的に毛が無くなってきます。そのほか、食欲増進、多飲多尿の症状なども特徴的です。

抜け毛をひき起きすアレルギー

アレルギーが原因で抜け毛を起こす事があります。

アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は食餌がアレルゲンとなる食餌性、アレルゲンの吸入により起こるアトピー性、アレルゲンに触ることによる接触性が挙げられます。アレルギー性皮膚炎は、顔や四肢、脇や鼠径部が赤くなったり脱毛したりするのが特徴です。また、ノミがアレルゲンの皮膚炎では、腰の部分に脱毛が起こります。

その他にも稀ですが、下記のような脱毛を生じる皮膚の病気が挙げられます。

魚鱗癬

文字通り、魚の鱗のように皮膚の表面が硬くなり、剥がれてしまう病気です。皮膚表面の角質形成傷害が原因で、遺伝性角化症のひとつです。

黒色被毛毛包形成不全症

黒色の犬や、黒色やその他の色を持つ犬の黒色の毛のみに、脱毛などの症状がみられます。遺伝性と考えられていますが原因は不明で、治療法はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ジャックラッセルテリアは日頃からお手入れが欠かせない犬種です。
また、抜け毛が多いジャックラッセルテリアには、季節性以外にも脱毛を起こしやすい病気が隠れていることを良く覚えておきましょう。

皮膚と被毛のケアをするにあたって、普段、よく触って、観察してあげましょう。