俺じゃないみたい!! 子どもが生まれて男性に起こる「変化」・4選

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子どもが生まれれば、ママの生活は一変します。生活のほとんどの時間を子どもと共に過ごすことになり、おのずと子ども中心の生活になるでしょう。では、パパの生活にはどんな影響があるのでしょうか? 子どもが生まれてこれは変わったと感じていることを聞いてみました。

■生活そのものが変わった

・「今までは自分のリズムで生活していたけど、子どものリズムに合わせて生活するようになった」(35歳/運輸・倉庫/その他)

・「外で食べると子どもが騒いだり、あるいは食べるメニューが少なかったりするので外食が減ったこと」(34歳/機械・精密機器/技術職)

・「生活習慣。朝食を抜いたりしていたのがしっかり食べるようになったり規則正しくなった」(34歳/情報・IT/クリエイティブ職)

当たり前のことですが、やはりそれぞれの家庭が子どもを中心に回るようになるので、子どものリズムに合わせて生活そのものが子ども中心になっていきます。これまでは自由にやっていた外食も子どもが食べられるもの、子どもが喜ぶものを選ぶようになっていきますね。生活が規則正しくなるのもプラスの効果です。

■自由な時間が減った

・「自由な時間がなくなって、好きな時間にパチスロに行けなくなったこと」(32歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

・「自分の時間がなくなったことと自分の趣味に使えるお金が少なくなったこと」(31歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「自分の小遣いを減らして子どものものを買うようになった」(32歳/電機/技術職)

実は、この回答が一番多かった今回のアンケート。やはり子育ては夫婦そろって行うものという考え方が今では当たり前となっている証拠でもありますね。時間もお金も子どものために使うことが余儀なくされるということでしょう。趣味やお酒、同僚や友人との付き合いより、子ども優先としているパパが多いようです。

■子どもという存在に対する態度が変わった

・「周りの子どもの声がうるさく感じなくなった。子どもに興味を持つようになった」(29歳/運輸・倉庫/その他)

・「子どもに対してどう接していいのかわからなく苦手だったのが、苦手ではなくなり、むしろ楽しく思えるようになった」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

・「しっかりと子どものことを面倒見れるようになったこと」(26歳/生保・損保/営業職)

意外と多かったのがこうした声。今は兄弟も少なく、自分の子どもを持つまで小さな子どもとかかわる時間がほとんどなかったという人も多いもの。でも自分の子どもとかかわることで、ほかの子どもにも優しく接することができるようになった自分の変化を自覚しているようです。これも父親としての芽生えということでしょう。

■仕事、両親への思いの変化

・「仕事の向き合い方。生活する為の手段と考えていた仕事が、責任感→自発的→自分事となり、今では生活の一部になった」(34歳/アパレル・繊維/営業職)

・「仕事に対する真剣さ。社会的な責任感。なにより、両親へ孫ができたことの親孝行」(34歳/自動車関連/販売職・サービス系)

・「今までの自分とは比べ物にならないくらい責任感が湧いてきて、子どもを守るために自分のスキルアップを追い求める日々になりました」(40歳以上/機会・精密機器/技術職)

これは特に仕事をしている男性特有の感覚なのかもしれません。守るべきものができたことによって「自分が支えていく」責任感を覚えて、それが仕事に対するモチベーションになっていくのでしょう。また、自分が親になって初めて、両親への感謝の気持ちが持てたという人も多くいました。

■まとめ

ママの場合は自分のおなかに命が宿った瞬間から、すでに母親としての責任や自覚が芽生え始めますが、やはりパパは実際に生まれてきたわが子を抱いてからではないと実感が持てないものなのかもしれません。でも、目の前のわが子を守れるのは自分だけと思えた瞬間から、子ども中心の生活へとシフトして行かれるのがパパなのでしょう。我慢もあるかもしれませんが、子どもと一緒に過ごせる時間は意外と短いもの。大切に過ごしてほしいですね。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数208件(25歳〜35歳の男性)

(フォルサ/佐藤ともこ)