15日、埼玉スタジアム2002では、YBCルヴァンカップ決勝=ガンバ大阪×浦和レッズの一戦が行われる。国内サッカーにおける3大タイトルの一つとも呼ばれる一戦、勝負の鍵を握るのは両チームの司令塔、遠藤保仁柏木陽介だろう。

すると、決戦前日となる14日、フジテレビ「ユアタイム」では前夜祭に出席した遠藤と柏木による対談の模様を放送した。

今月1日のJリーグ公式戦では0-4でレッズに大敗を喫しているガンバの遠藤は「相手も素晴らしかったですし、僕らも悪すぎた」と前置きするも、明日の決戦に向けては「守備の修正は確認してきた」と意気込み。柏木も「Jリーグのことは一切忘れて新たな気持ちでこの一発勝負に懸ける気持ちを持って戦う」と油断はない。

また、警戒すべき選手を訊かれると「それは陽介でしょ」という遠藤に対し、柏木も「この場で逆に言わされたみたいな」と素っ気なく語ったが、「それはお互い様。自分達がキーになる選手。できるだけヤットさんを潰しにいこうというのは、いつもレッズとしては掲げている」とキッパリ。互いにけん制をしつつ、静かに闘志を燃やした。

その他にも、スコア予想を訊かれると「0-0、PKでいいんじゃないですか」とおどけた遠藤に、柏木も「PKになると(西川)周作が止めたところを見たことがない」と自虐的。「東(東口順昭)もそうよ」とこれに乗っかった遠藤だったが、真顔に戻った柏木は「見ている人はお互い点を取り合いながらというのが理想。やってる本人達もしんどいけど、充実感ある試合になる」とまとめた。