メル・C「心の病気は相談しないと」(出典:https://www.instagram.com/melaniecmusic)

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英ポップグループ「スパイス・ガールズ」のメンバーとして大ブレイクし、今もミュージシャンとして大活躍中のメル・C(メラニー・チズム、42)。しかしグループの人気が絶頂の頃メルは人知れず鬱状態に苦しみ、「普通の生活、そして現実がどんなものなのか―それすら分からなくなりつつあった」という。その頃メルは摂食障害も患っていたというから、世界中の音楽ファンに笑顔で接する裏で彼女の苦しみはずいぶん大きかったようだ。

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このほどメル・Cが90年代を振り返り、『PAPER』誌にこのように語った。

「私達(スパイス・ガールズ)に起きていたことは、すごくユニークでアメイジングなことだった。でも大ブレイクによる影響も確かにあったと思う。普通って何なのか。そして現実がどういうものなのか―そういう感覚の維持が難しくなったの。そしてしばらく、鬱の症状に苦しんだわ。」

しかしメルは、メンタル面で病みそこから復活したことでいろいろなことを感じ学んだという。

「そう、多くの人々が助けを得ず、人知れず苦しんでいるのよ。でも話すことって大事だと思う。私はスパイス・ガールズとして活動した時間のせいで病気になったとは思えない。あの経験から多くのことを学んだし、今は自分をどう大事にすべきかも分かっているの。」
「今は、かつてほど他人にどう思われているか気にならないの。その点は自由になったと感じるわ。若い頃より勇気が出たって感じ。」
「若い頃って他人にどう思われるかすごく心配しちゃうけど、年齢を重ねると人って自分のことしか気にかけていないと気付くの。だから楽しまなきゃって。そう気づけた点では、年齢を重ねた今が好き。」

ちなみに若き日のメルは摂食障害も患っていたといい、過去にこう告白していた。

「グループの人気が絶頂の頃、自分の姿を鏡で見ることもできなくなった。鏡に映る姿が嫌いだったから。」
「そして鬱や摂食障害を患い、過度に運動にのめりこむなどしていたの。ありとあらゆる不調を経験したわ。」

そんなメルはグループの再結成と「GEM」としての再始動には不参加を表明済み。一児を持つシングルマザーのメルはとりわけ慎重に検討したというが、何度も話し合いを重ねた結果「自分には向いていない」と決意し、「参加はしない」と伝えた時には思わずホッとしたという。今も多くのファンに愛されるスパイス・ガールズだけに注目度は高いが、メル、そしてファッションデザイナーに転身したヴィクトリア・ベッカムは完全なる卒業を宣言済みだ。

出典:https://www.instagram.com/melaniecmusic
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)