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JR西日本は社内連絡用・旅客案内用として在来線の全乗務員にiPadを1台ずつ携帯させることを発表した。山陽新幹線・北陸新幹線ではすでに導入されており、効果が見られることから在来線への拡大を決めた。

すでにiPadを導入済の山陽新幹線・北陸新幹線では、おもに異常時の情報共有や訪日外国人旅行者への案内で効果を発揮している。異常時に現地の状況を関係者間で共有できることから原因特定と処置が迅速化され、復旧に要する時間も短縮化された。翻訳ツールや視覚情報の活用により、外国人旅行者の案内もスムーズに。最新の運行情報などリアルタイムに得られることから、乗客への詳細かつ迅速な情報提供が可能になる効果もあるという。

マニュアルや規程などをiPadで持ち運べるようになるため、携帯品も少なくて済み、変更が生じた場合も即座に反映されるようになる。これらの既存の機能に加え、異常時に運転用時刻表を検索・表示するシステムを在来線への導入に際して新たに導入。列車遅延や運転取りやめなどで乗務する列車が変更となった場合、画面上に運転用時刻表を表示することで、異常時に運転用時刻表の準備に要していた時間を短縮できる。

導入台数は約8,600台。運転士は「iPad Air」、車掌と客室乗務員は「iPad mini」を使用する。2017年1月以降、順次導入される予定だ。

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(佐々木康弘)