去勢すると犬の性格が変わる!?

結論からいえば、去勢を行った犬の多くは。「性格になにかしらの変化が現れる」でしょう。

行動であったり、落ち着きであったり、去勢によって変化したホルモンバランスの影響で、様々な性格の変化が考えられます。そしてこれらの変化は、生殖能力が完成するより前、比較的早く去勢手術をしたわんちゃんに多いようです。

しかし、よく言われるようですが、「わんちゃん(特にオス)が去勢すると、マーキングをしなくなる」というのは、あまり期待できないこともあります。
なぜなら、既にわんちゃんが足を上げてマーキングを始めるようになっていると、行為自体は覚えてしまっているのでやめるまでには至りません。

同じ理由で、人や物に対して腰を振るマウンティングも去勢前に覚えてしまうとなかなか完全にやめるのは難しいようです。
こういった問題行動については、去勢だけでは解決しにくいケースもありますから、飼い主さんが根気よく性格のしつけを続けていく必要がありそうです。

オスとメスでは去勢後の変化に違いがある?〜我が家の場合〜

実は我が家の愛犬は、メスは避妊しましたがオスは去勢していません。メスを手術した理由は、やはり繁殖予定がないことと、病気のリスクを減らすためです。

しかし、この子は薬品にアレルギーがあり、手術に踏み切るのは勇気がいりました。実際、術後はしばらく麻酔の影響がかなり続きました。しかし、手術によって別の病気を発見できたので、やって良かったと思います。

ちなみに、手術前はかなりのおてんばな性格でしたが、術後にはちょっぴり落ち着いたような気がします。
でも、イタズラを全くしなくなったわけではないので、手術によって性格が落ち着いたのかははっきりしません。メスは変化が分かりにくいようです。

そして、オスですがやはり麻酔による後遺症の不安がとても心配でした。家族で相談し、「もしマーキングやマウンティングなどがひどいようなら、早めに手術に踏み切ろう」と決めていました。

幸いにも、外に出ると足を上げて用を足すのですが室内ではちゃんと座ってするし、マウンティングもしません。たまにぬいぐるみとかにはしますが…。
なので、病院でも相談し、やはりアレルギー体質でもあるので去勢しないことにしました。

周りのかたからは、去勢を勧められることもありました。聞けば、そのかたのわんちゃんは生後7ヶ月くらいから急に攻撃的な性格になり、トイレも失敗するし暴れて手に負えないほど荒れたそうです。

去勢でずいぶん穏やかな性格になり、良かったと教えてくれました。このように、去勢後の性格の変化にもかなりの個体差があるようです。

去勢手術後に注意すること

なるべく安静に

まず、術後にはとにかく安静が必要です。うちの子は散歩とシャンプーは2週間控えるよう指示されました。
抜糸までは包帯とネットで傷口を覆っていましたが、動くとずれてくるので100円均一で腹巻き(人間用)を買ってきて包帯代わりにしていました。

肥満に注意

肥満になりやすくなるのでおやつは控え、食事量も気を付けるように、と医師からいわれました。
実はオスのほうが体は小さめなのによく食べ、全く太りません。去勢すると肥満になりやすいのは本当のようです。

犬の去勢の時期は?

▼我が家のパグ

去勢の時期については、生後6ヶ月から1年までが一番理想的と言われています。
理由は、成長中なら傷口や体力の回復が早く、わんちゃんに負担が少ないことと、先に述べた生殖能力の完成前のほうがマーキングなどの問題行動を予防できるからです。
しかし、我が家の愛犬のように体質や持病があるなど不安になる要素が少しでもあるなら、必ず獣医さんとよく相談して手術をどうするか決めると良いでしょう。

みんなの犬の去勢体験談!ほんとに性格って変わった?

女性 30代

愛犬が7ヶ月の時に去勢しました。早めに去勢したので、そんなに大きくは変わらないだろうなぁと思ってましたが、結構変わりました。

一番はマーキングです。去勢前は徐々にマーキングが増えてきて悩んだりもしましたが、去勢後は一切しません。
こんなに急に変わるの!?って思う程、全くしなくなりました。

そして犬との遊びにも変化がありました。去勢前はとにかくヤンチャで他の犬を一方的に追い掛け回してましたが、去勢後は雄犬に追いかけられることが多くなり、お互い追いかけっこも上手にしてます。雄犬に好かれるようになったのは本当に不思議です。

よく「おとなしくなる」とか聞きますが、うちの場合去勢をする時期が早かったのか、それは見られませんでした。…少し残念です(笑)

女性 30代

我が家のロアは、去勢手術前は、まさにTHE犬!!というくらい「犬」でした。野生的本能を持ち合わせ、2ヶ月頃から本領発揮(^◇^;)
正直こんなに暴れん坊さんで、この先ケガもなく大丈夫かと思いましたが、去勢手術を機に性格や行動が変わりました!(◎_◎;)

先住犬とのオモチャ争いは、いつも「ううー」とうなっていたのもしなくなり、抱っこをしても落ち着かなかったのが、大人しく抱っこできるようになりました。

好奇心旺盛なところは変わせんでしたが、性格は野生的な犬から家庭犬になったようなかんじです。
縄張り意識もかなり高かったのですが、それも薄くなったのか、様子を見ていてもそんな様子が見られなくなりました!

去勢手術をしても変わらない犬もいると聞いてはいましたが、ウチのロアは変わりましたよ。

女性 20代

何年か前に、愛犬のトイプードルに去勢手術を受けさせました。
性格が激変したというわけではありませんが、それでも「少し変わったかも」と感じるところがあります。
それは、すこし性格が柔らかくなったところです。

去勢前はひたすらやんちゃで、いかにも男の子という性格の犬でした。
しかし去勢後、自分よりも年少の犬に毛づくろいをしてやるようになったのです。

その姿はまるでお母さんのようです。

もちろん、やんちゃな部分がなくなったわけではありませんが、今までやらなかったことをやるようになったので驚きました。

まとめ

犬を去勢することで、多少なりとも性格に変化が起こる事がわかりましたね。

しかし大事なことは、去勢の意味や理由を知っておく事です。
去勢手術をすることによって、健康や長生きできる可能性や、問題行動の予防が期待できますが、場合によってはそれだけでは解決できないケースもあります。また、手術自体にリスクも生じますのでじっくり家族や獣医さんと話し合うことが必要です。

それにはまず、日頃からの健康管理としつけが不可欠です。
去勢するか否かは、わんちゃんにとって大切な選択です。しかし、飼い主さんの愛情があれば、是否に正解はない、と個人的には考えています。

全てのわんちゃんと飼い主さんが、健康で幸せな生活を長く続けていけるよう、心から願います。