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今年のノーベル文学賞に決ったアメリカのシンガー・ソングライターのボブ・ディラン(75)の代表曲は、ベトナム戦争の真っ只中、反戦のメッセージを込めて発表した「Blowin' in the Wind(風に吹かれて)」だろう。

プロテストソングという政治的メッセージだけでなく、韻を踏んだ歌詞は文学性を高く評価された。ノーベル委員会も授与理由に「アメリカ音楽において新しい詩的表現を切り開いた」を上げている。

公民権運動・ベトナム反戦通じてアメリカ人に新しい自信

東京・新宿のレコード店「レッドリングレコード」の小松直教店長は「うちに来るお客さんが、ボブ・ディランの詩を読んで『いじめられていたけど学校に行けるようになった』とか、『ボブの詩の良さを深いところで感じ、自分のことに置き換えて聴くことができた』と話したりするんです」

司会の夏目三久「名前は存じ上げているんですが、曲はというと、なかなか思い浮かびません」

龍崎孝(流通経済大教授)「私は1960年生まれで、中学生の時にボブに出会ったんです。少し難しかったのか、レコードを買うか買わないか迷って買わなかった思い出があります。アメリカが自信を失った時期で、公民権運動とかベトナム反戦運動とか、そうした時期に多くのアメリカ人の心に入っていった歌ではないかと思います」