行政院東部聯合服務センター提供

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(花蓮 14日 中央社)行政院東部聯合服務センターの許伝盛執行長は12日、日本の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府)の井上慎一最高経営責任者(CEO)と、花蓮と大阪を結ぶ定期航空路線の開設について話し合った。路線開設により、花蓮の観光業の商機拡大と花蓮空港の有効活用を目指す。

許執行長は、東部の花蓮や台東には豊富な観光資源があり、空港も設置されているものの、現在は利用率が極めて低く、非常にもったいないと指摘。さらに、花蓮観光の際に主流の交通手段となっている鉄道は運行本数が少なく、指定席券の入手が困難であるため、旅行を諦める観光客が多い現状に言及。外国人観光客の誘客のために、ピーチや民泊仲介サイト「エアビーアンドビー」(Airbnb)に積極的に働きかけていることを明らかにした。

許執行長によれば、井上CEOとの商談では、花蓮・台東の美しい風景や文化を紹介したほか、日本統治時代の台湾に生まれた日本人をテーマにし、花蓮でも撮影が行われたドキュメンタリー映画「湾生回家」を上映し、花蓮と日本の歴史的つながりを強調したという。

井上CEOは、花蓮は日本人にとって魅力的な地域だと述べ、近日中に訪問団を組んで花蓮を訪れ、観光資源を視察した上で定期路線開設を評価したいと語ったという。

許執行長は、定期便が就航すれば、観光客を呼び込めるだけでなく、地元住民が海外へ行く際にも便利になるだろうとし、花蓮の国際化に向けて全力を注ぐ姿勢を示した。

(李先鳳/編集:名切千絵)