赤ちゃんがオークションサイトに出品される(出典:http://metro.co.uk)

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大手オークションサイト「eBay」では、実に様々なものが競売にかけられている。新品もあるがほとんどは中古品で、世界各地からの投稿がある。なかには元妻と離婚した際に折半した所有物で、真っ二つになった車やソファを出品する人、また数か月前には後に冗談だったということが判明したが、妻を売りに出そうとした夫もいた。このたびその「eBay」で、なんと赤ちゃんが出品されていたという。英紙『Metro』が伝えている。

現在はすでに削除されているが、出品ページによると赤ちゃんはドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州のデュイスブルグに住んでおり、マリアという名前で生後40日しか経っていないことが明記されていたという。

赤ちゃんの競売価格は5000ユーロ(約57万円)からとされており、異なったベビー服を着た写真が数枚添付されていたそうだ。

この信じられない出品は瞬く間にユーザーに拡散し、30分以内にeBay側が削除した。eBayスポークスマンのピエール・ドゥ・ボワさんは「サイトを見た多くのユーザーから苦情がきたため、すぐに投稿を削除しました。詐欺行為ともとれるこうした投稿には迷惑しています。こうした出品者は直ちにリストから削除するように、eBayのスタッフチームが監視を強化しています」と話している。

現在、警察では出品者が金目的で投稿したのか、また冗談であったのかを捜査中とのことだ。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)