「また陰性か…」不育症と妊活のループはいつまで?【第8話マンガ連載:鈴木さんちの子育て通信(妊娠出産秘話-3-)】

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皆さんこんにちは、Chaccoです!

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『子どもは授かりもの』とはよく言ったもので、全く意識していないとポンとデキたりするくせに、欲しいなと願うほどに来てくれない…

何でなんでしょうか?

「1度妊娠できたんだから、次も排卵日を予測してタイミングが合えば妊娠するでしょ〜」と呑気にかまえてましたよワタシ…
それが甘かった…!!

妊活は「期待」と「失望」の無限ループ?

(1)生理開始から次の排卵日を予測する

(2)基礎体温の経過から細かい日程を割り出し、タイミングを合わせる

(3)高温期特有の胸のハリ、身体のほてり、倦怠感などから「受精卵着床キタこれ!」と期待する

(4)勢いあまって生理予定日1週間前に妊娠検査薬を買ってフライング判定するも、結果は陰性

(5)生理予定日にもう一度ふるえる手で検査薬を試すが、相変わらず結果は陰性

(6)数日後、基礎体温がキレイに下降、生理が容赦なく来て猛烈にへこむ

(7)「今回は残念だったけど焦ってもしょうがないから、また次がんばろうよ」と旦那に励まされ気持ちを切り替える。

(8)ふたたび(1)にもどる


何度…、何度これを繰り返したことか…!!


最初の半年、1年はまだ「おおし、次だ次ぃー!!」と半ばヤケクソになりつつも希望を持てていたのですが、

不育症治療もしながら2年も同じこと繰り返すと「はっ、今回もどーせダメなんだろ?…ほぉ〜らやっぱ生理来たよ。だと思ったぁ〜!最初から別に期待してなっかたしぃ〜」

とか、強がりもひねくれていき…

街中で幸せそうな子連れの夫婦を見ると
「年子くらいの兄弟だ…このお母さんは妊活で悩んだりしなかったんじゃないかな。いいなぁ…羨ましい…」などと
根拠の無いヒガミ妄想にとらわれて、心がすさんでいっていました。

気づけば、

知人の妊娠、出産報告も素直に喜べず、芸能人の妊娠報道にもイライラ。

ネットで不妊症のことを調べ、遂には旦那にも検査をしてみてほしいと詰め寄る。

「妊娠さえすれば問題は全部解決して、すぐ幸せになれるのに」と短絡的な考えになり…

いつも妊娠の事ばかり考えて、
妊娠の事で一喜一憂して、
視野が狭くなって。

そんな自分を嫌いになっていきました。

そして、いつもピリピリしてるワタシに旦那も気疲れして、夫婦の関係もあまりうまくいかなくなっていました。

……今、思い返してもあの2年間は本当にキツかった。


でもそんな時、
旦那が言ってくれた言葉にスッと胸のつかえがとれたんです。

いつも通り生理が来て落ち込んでいたワタシは、
「もしかしたら、このまま一生子どもできなかったら…どうしよう…」
と不安を口にしたのです。

すると旦那は、

「俺は…そりゃもちろんChaccoとの子どもができたら嬉しい。
でも、もし最終的にできなかったとしても、2人で楽しく老後を迎えられると思ってる。
だから、できてもできなくても幸せは変わらないよ。」

と答えてくれたんです。

その時、ハッと、「そうか、この人と幸せになりたくて結婚して、この人を幸せにしたくて子どもが欲しかったけど、
いまこうして2人でいる間も大切な夫婦の時間なんだ。」
とやっと、気づくことができました。

それからは、『いま2人で出来ることを、全力でやろう!』と前向きに動き出せるようになっていきました。

仕事も精力的に取り組んで、
休みの日はたくさんデートして、
大好きな旅行で美味しいものをお腹いっぱい食べて、
その写真を撮って大事に記憶して、
いっぱいケンカもして、
いっぱい仲直りもして。

妊活中の旦那との日々は
ワタシにとって人間的に成長し、夫婦の絆をグッと深められた特別な時間で、
この期間がなかったら、ムスコ出産後、初めての育児をあんなに2人で協力して乗り越えることは出来なかったと思います。

そして、
「ここまで旦那と深く繋がることが出来たんだから、もし子どもができなくても、きっと2人で充実した温かい人生が送れるんだろうな。うん。それもイイじゃない。」と本心で思えるようになりました。


――――で、そういう風に肩の力が抜けた途端に2度目の妊娠が発覚するんですよね!!

待ちに待ったコウノトリが遂に??!!

神のイタズラってこうゆう事かよ!?
今までとそんな生活環境かわってねーけど何で!?
ってゆーか妊娠したから大学病院に連絡しなきゃ!
え!身内にはいつ報告すんだ?あ!まず旦那に報告だよ!
や、ちゃんと病院で分かってから…
あと仕事いつまでやれんの!?!?

あああああ忙しいいいいい!!!! (汗)

…っていうね…。
いざ念願かなって妊娠できたら「これで幸せ☆」とかウットリする暇もなく現実の波にもみくちゃにされながら問答無用で新しいステージが強制スタート!!…みたいな…

妊婦がネグリジェみたいなの着て編み物編んでるとか、ただの幻覚ですからね。

実際はメッチャやることや考えることが多いですから!そのバタバタが出産後もずっと続きますから!!

その時、心から思いましたよ。
「あぁ〜〜よかったなぁ〜〜〜旦那といっぱい遊んどいて……」

ホント、これムスコが産まれた後も折に触れて旦那とよく話してます。

旦那「もう別に人がいっぱい居るところに無理して行かなくても近場でいいよね。疲れるし。」
ワタシ「んだんだ。美味しい弁当と自然があればいい」

…まあ少し夫婦の会話が老け込みますが(笑)


とにかく、
“なにが自分たち夫婦にとって一番大事なのか”

それをこの3年間の妊活中に旦那といっぱい共有できたことは今の育児に関してとってもプラスになっています。

よく、
「妊娠を機に夫が変わった」とか、
「出産したら女性はお母さんになって強くなる」とか、
そういった個々の部分ばかりが話題に出やすいような気がしますが、

「妊娠・出産を夫婦で乗り越えたら、2人が人生を共に戦う同志になる」
という、
夫婦としての成長のことも、もっと世間で共有されたらいいな、と感じます。


今後2人目3人目…と考えていくうえで、きっとまた悩むと思うので、
そんな時には自分にこの言葉をかけてあげようと決めてます。

「妊娠できなかった時期も、けっして無駄なんかじゃない。」

1人目のムスコ育児だけで相当毎日ぐっちゃぐちゃになってるので、全然予定はありませんがね!!(笑)


つづく