暗に接待をするようプレッシャーをかける。「あご足つきの出張を要求してくるクライアントに辟易」(40歳・製紙販売)

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 同僚、部下、取引先、嫁、彼女……。日常で関わるさまざまな相手に対して、ふとした瞬間に男を下げている!? 20〜40代の男女200人へのアンケートで、どんなときに男を下げているのかが明らかになった! あなたの何げない言動も要注意!

【取引先編】

◆取引先に男を下げたと思われている瞬間ランキング

<レッドカード>

・小さなミスに対して「今回は2割引きしろ」など不相応なリターンを要求…90P

・若手に対しては横暴なのに、上の人間を連れていくと急に態度が変わる…88P

・「バッチリです!」「OKです!」とやたらレスが早いが、あとから「やっぱり修正お願いします」と覆す…72P

・取引内容がアップしても、問題がないと、お礼もなく音信不通になる…64P

<イエローカード>

・常にメールがCCだったり開封確認つきだったり、相手を信頼してない…57P

・「御社の工場がある××は日本酒が有名ですね〜」など暗に接待を要求…52P

・取引先へのヨイショの知識が、ウィキペディア情報で付け焼き刃…46P

<セーフ>

・ちょっとした経費をなるべく相手の会社に負担させようとする…28P

・「B社の××みたいな商品にしたい」など依頼内容がパクりすぎる…24P

※男下げポイント=20〜40代の男性100人、女性100人にインターネット調査した結果と、編集部による定性調査の結果を合わせて指数化。60pt以上をレッドカード、30〜59ptをイエローカード、30pt未満をセーフとした

◆偉ぶったり安請け合いしたり極端な態度からボロが出る

 ひとくちに取引先と言っても、カネを払う側かもらう側かで事情が違ってくるが、まずはカネをもらう側から見たときに、男を下げる取引先の言動を紹介。最も高ポイントなのは、小さなミスに対して全力でのっかってくる取引先。「揚げ足取りのように『今回は2割引きで!』『次は半額ね!』と不相応な要求をされると辟易します……」(32歳♂・製造)

 また、人を選んでこうした態度をとっていて、「上の人間を連れていくと態度を変える」(88pt)ようでは、取引先といえど、人として信頼できなくなってしまう。

「人を立場でしか見ず、『カネを払う側は絶対正義』という価値観の人は、一緒に仕事をする、という発想が抜け落ちていて、主従関係だとしか思っていない。『取引内容がアップしても、問題がなければ連絡もない』(64pt)もそうですが、そもそも仕事相手として敬意を持たれていなければ、こちらも敬意の持ちようがなく『底が浅いな』と思わざるをえないですよね」(ブラック企業アナリストの新田龍氏)

 一方、払う側が、取引先に「男を下げたな」と感じる場面もある。「クライアントにはいい顔をしたい、というのがサラリーマンの常。悪気はないのですが安請け合いをしたり、社内で確認が取れてないのに即レスすることを優先したりする人は意外と多い。でも、結局ボロが出るし、迷惑がかかるだけなんですよね」(人事・戦略コンサルタントの松本利明氏)

 どちらがクライアントかによらず、イエローカードだったのが「常にメールがCCだったり開封確認つき」(57pt)。

「『あなたのことは信頼していません』と言われているようでげんなりするし、器が小さいなと思ってしまう」(36歳♂・電機)

「常に相手の上司に監視されているのかと思うと腹を割って話せないし、いちいち言質をとられている気持ちになる」(39歳♂・IT)

「ちょっとした経費を相手に負担させようとする」(28pt)や、「依頼内容が他社のパクり」(24pt)などは、手放しで肯定できるわけではないが、相手に敬意がないわけではなく、ビジネス上の一手段と理解できるので、セーフのようだ。

「非常に単純な話ではありますが、ポジショントークにとどまらず、あくまで一緒に仕事をしていく相手なんだという敬意を持つことが大事。メールでも対面でも、表層的に『良く見せよう』、『即座に利益を出そう』なんてセコい考えを抱くと、結果的には男を下げることになってしまいます」(新田氏)

【新田 龍氏】
ブラック企業アナリスト。企業の労働環境改善、風評被害解決をアドバイス。『30代で必ずはじめること、やめること』発売中

【松本利明氏】
人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルテイングファームの部長級を経て人事・戦略コンサルタントに。『「稼げる男」と「稼げない男」の習慣』発売中

― 職場で男を下げる瞬間 ―