日本は「インフラ輸出」を成長戦略の一環に掲げ、新幹線の輸出を推進している。中国もまた、高速鉄道の輸出を行っており、日中はアジアの高速鉄道市場で受注競争を繰り広げている。(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)

写真拡大

 日本は「インフラ輸出」を成長戦略の一環に掲げ、新幹線の輸出を推進している。中国もまた、高速鉄道の輸出を行っており、日中はアジアの高速鉄道市場で受注競争を繰り広げている。

 中国高速鉄道には新幹線の技術も導入されていることは周知のとおりだが、中国メディアの今日頭条は9日、「中国高速鉄道の技術力は新幹線を全面的に上回っている」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、中国高速鉄道の技術が新幹線を上回っていると主張する根拠として「走行速度」を挙げ、中国高速鉄道は設計最高速度も営業速度も新幹線を上回っていると主張。また、安定性についても「中国高速鉄道は走行中の車内で硬貨が立ち続けるほど揺れがない」とする一方、新幹線は走行中の車内で硬貨を立たせることができないとし、「中国高速鉄道の安定性のほうが新幹線より高いことを意味する」と主張した。

 また、中国高速鉄道にとっての最大の強みとして、「建設速度」と「コスト」を挙げ、その一例としてジャワ島の高速鉄道では「中国ならば全長150キロメートルの高速鉄道なら3年で竣工させることができるが、日本は当初10年はかかると主張していた」と紹介。さらに、コスト面においても中国高速鉄道の1キロメートルあたりの建設コストは1700万―2100万ドル(17億6000万―21億7200万円)であるのに対し、新幹線は2500-3800万ドル(25億8500万―39億3000万円)もかかると主張し、中国高速鉄道は「より安く、より早く、安定性が高い」のが強みであると論じた。

 記事は、こうした比較だけでも「新幹線が先進的であるとはとても思えない」と主張し、中国高速鉄道のほうが今や先進的であることがよく分かるはずだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)