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JR貨物はこのほど、一連の台風の影響で石北本線・根室本線が不通となったことの対策として実施した代行輸送の実施状況をまとめた。

復旧を終え、10月1日から運転再開した石北本線では、8月23日から9月30日まで北見〜旭川間でトラックによる代行輸送を実施。不通区間を通過する貨物列車と同等の1日あたり5トンコンテナ55個相当の荷物を輸送したという。

一部区間で現在も運転見合わせが続く根室本線では、北海道内でトラックによる代行輸送を行うとともに、北海道から本州に向けて船舶と区間列車により輸送力を確保。最大で通常時の約7割に相当する1日あたり5トンコンテナ399個分(片道)を運べるようになった。

トラック代行は帯広貨物駅〜札幌貨物ターミナル間で9月5日から実施され、片道最大5トンコンテナ200個分の輸送力を確保。9月15日から釧路港〜八戸港間にチャーター便を運航し、日曜を除く毎日運航され、1船あたり5トンコンテナコンテナ80個分の荷物を運んでいる。日本通運が釧路港〜東京港間で週2往復運航している定期RORO船の活用も9月16日から始まり、1船あたり5トンコンテナ34個分の荷物を輸送している。

区間列車は9月17日から苫小牧貨物〜熊谷貨物ターミナル間で運行開始。1日おきに運行され、1列車(片道)あたり5トンコンテナ85個を輸送している。その他、これらの代行輸送を補完する目的で区間列車も運行。北海道内では帯広貨物〜釧路貨物間で1日2往復、チャーター船が着く八戸港から東京に運ぶ手段として八戸貨物〜隅田川間に1日1往復運転される。

(佐々木康弘)