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アメリカ・バージニア州で創業された「コーヒーのフォース・ウエーブ」を自称するスペシャリティコーヒーショップが「グリーンベリーズコーヒー」です。2016年10月13日(木)15時に、日本初となる店舗が兵庫県・宝塚市にオープンするとのことだったので、実際にお店に行ってみて何が違うのかを確かめてきました。

Greenberry's Coffee Co.

https://www.greenberrys.com/

グリーンベリーズコーヒーの住所は「兵庫県宝塚市武庫川町7-14」、宝塚南口駅から477mとなっています。

グリーンベリーズコーヒーは10月13日(木)15時のオープン。14時40分にきたところ、既に人が集まっていました。



列になって並んで開店を待っていると、サンプルのコーヒーが配られました。



グリーンベリーズコーヒーはコーヒー生豆の調達・焙煎方法・ブレンド・いれ方にこだわり、厳選されたアラビカコーヒー豆は毎日手作業で焙煎されるとのこと。個人的にスターバックスのハウスブレンドやケニアはやや濃さやえぐみが気になり、ブルーボトルコーヒーのシングル オリジンは酸味が強すぎ、という印象だったのですが、グリーンベリーズコーヒーでもらったコーヒーは口に含んだ瞬間にコーヒーの香りが立体的に感じられ、苦み・コク・酸味のバランスもよく、飲みやすい印象でした。



フードメニューのうち、スコーンも無料で配られていました。



開店時間になると、待機列はすごいことに。14時40分ごろに列に並んだのですが、お店に入れたのは15時30分ごろでした。

「グリーンベリーズコーヒー」オープン日の待機列はこんな感じ - YouTube

ということで、入店。お店は一般的なコーヒーチェーンと一緒で、カウンターで注文して受け取る仕組み。



フードメニュー、ドリンクメニューともに、種類は豊富。



ショーケースにはパン・マフィン・スコーン・サンドイッチなどが並んでいます。



特に目を引くのがスコーンの種類の多さ。訪れた時には「アップル&キャラメル」「クランベリー&オレンジ」「トロピカル」「バタースコッチ」「ラズベリー&ホワイトチョコ」など10種類のスコーンがずらりと並んでいました。なお、価格はすべて税抜300円。



サンドイッチも数種類がケースに並んでいましたが、それ以外にもサンドイッチ5種類・ブリトー5種類・イングリッシュマフィン4種類があり、すべて注文後にお店で手作りされるとのこと。



また、スコーンも全て朝いちでお店で焼かれているそうです。



面白げなメニューはないかな?という観点から注文したのが、この「ニトロコーヒー」(トールのみ/税抜550円)。ニトロとは窒素のことで、窒素を加えながらコーヒーをグラスに注いでいるため、まるでビールのような見た目になっています。



グラスの中では下から上に泡が上っており、全くコーヒーっぽくない見た目です。以下のムービーを見るとどういう飲み物なのかがよくわかります。

コーヒーに窒素を加えてビールのような「ニトロコーヒー」 - YouTube

グラス上部は白みがかっているのですが……



下の方は普通のブラックコーヒーのような色合い。



こんな感じのビールサーバーのようなもので注がれます。



ということで、注文したものを持って席に移動。店内はテーブル席のほか……



カウンター席



ガラスで仕切られた個室もありました。なお、お店に訪れた時はラジオの収録が行われていました。



今回は以下のテーブル席に着席。



まずはニトロコーヒーから飲んでいきます。



席についた時には泡が落ち着き、泡の部分と液体の部分がくっきりと分かれていました。



ビールのような見た目ですが、飲みごこちは全く異なり、炭酸っぽさはまったくありません。むしろ、泡の部分だけでなく、液体部分までもふわっとした口当たりになっていることに驚きます。苦みと酸味がしっかりしたすっきりした飲み口のアイスコーヒーなのですが、コーヒーに感じたことがない滑らかな舌触りがあり、なかなか他では飲めない仕上がりになっていました。



もちろんノンアルコールなのですが、飲んでいる時の見た目はまるっきり酒盛り中です。



その他にもいろいろ注文したので試食していきます。



コーヒー1つをとってもポアオーバー(ハンドドリップ式)・水出しコーヒー・フレンチプレスなどがあり、それに加えてラテ・ドライカプチーノなどのエスプレッソドリンク、ジャバシェイク、スペシャリティ・ラテなどがあり、飲み物メニューはかなり豊富。今回はスペシャリティ・ラテのうちラズベリー・トリュフ(ショート/税抜450円)を注文しました。



やや赤みがかったアイスカフェラテのような見た目です。



飲んでみたところ、コーヒーのコクや苦みはしっかりしているのですが、そこにチョコレートのような甘さと、ベリーの甘酸っぱさや香りが加わっています。あまり見かけない組み合わせですがコーヒー自体の風味はベリーやチョコレートの甘さに負けておらず、どちらもバランスよく主張しあっています。甘すぎないので、マフィンやスコーンと一緒に食べてもよさそうです。



スムージーも注文してみました。スムージーのメニューには「ストロベリーバナナ」や「ピーチ」などが並ぶなか、「ピニャコラーダ」というカクテルのような名前を見つけたので注文。



カップのふたを開けてみるとこんな感じ。



飲んでみたところ、アルコールは入っていませんが、パイナップルとココナツがお酒のピニャコラーダ同様に南国の雰囲気をかもしだしています。非常に濃厚、かつさわやかな仕上がりなので、南国フルーツが好きな人におすすめです。



フードメニューも試食していきます。まずは「イングリッシュマフィン」から「ベジーフレッシュ」(税抜450円)



手に持ってみるとその分厚さがわかります。注文後に作られるので、温かい状態で、チーズもとろりと溶けています。



反対側を見てみると、エッグパティがマフィンからあふれていました。



ズッキーニ・エッグパティ・チーズ・ローストオニオン・ドライトマトなど野菜たっぷりなのですが食べ応えは十分。卵はふわふわで、グリル野菜からは新鮮さが感じられ、エッグパティの下に敷かれたアボカドペーストはクリーミーと絶妙。お肉は入っていませんがかなり満足感はあります。



なお、ちょっとかじっていますが、全長123.8mmのiPhone SEと比べたサイズはこのくらいです。



サンドイッチメニューからは定番の「BLT」(税抜450円)を選択。



サイズはこのくらい。



軽く表面が焼かれているパンはシリアルサワー生地とのことで、ほんのり酸味が感じられ、食感はパン屋さんで買ってきた時のように柔らか。ベーコンの旨みとフレッシュなトマトの酸味が相性抜群で、定番でありながら、レベルの高さを感じました。



スコーンからは「バタースコッチ」(税抜300円)をチョイス。



サイズはこのくらい。



表面にはキャラメルがたっぷりかかっており、固まりになるほど。



スコーンというとパサパサしている印象でしたが、食感はしっとり。キャラメルは生地の中にも練り込まれているのでガツンとした甘さがあり、コーヒーによくあいそうです。



また、クロワッサンは6時間以上かけて丁寧に発酵させているとのこと。ベーシックなクロワッサンは売り切れだったので、チョコクロワッサン(税抜250円)を注文しました。



サイズはこのくらい。



半分に割ってみたところチョコの棒が抜けました。かなりたっぷり入っています。



コーヒーやイングリッシュマフィンのインパクトが強かったので、かなり期待値があがっていたためか、「意外にふつう!」というのが感想。しかし、レベルが低いわけではなく、バターの香りが感じられ、中はしっとり、外はさくさくになっていました。



グリーンベリーズコーヒーは日本初出店なわけですが、東京ではなく、兵庫県の宝塚に店舗を出しています。これは、より地域に密着させたお店にするためとのこと。もともと、グリーンベリーズコーヒーにはただコーヒーを売るのではなく、昔ながらの散髪屋や喫茶店のような「みんなが集まってわいわいするところ」「コミュニケーションの場」を提供したいという精神があり、街の個性を発揮するためにも今回、宝塚が選ばれたそうです。また、お店は朝の7時から24時まで開いているというのもポイントで、1日の好きな時間にふらっと寄ることが可能となっています。

スターバックスだとショートサイズのコーヒーが1杯280円、グリーンベリーズコーヒーは1杯300円、スコーンの場合はスターバックスが250円でグリーンベリーズコーヒーが300円と、少し価格帯は高めですが、種類が豊富でここでしか飲めないコーヒーやドリンクも多く、食べ物のレベルも高いと感じたので、近くに寄った時に行ってみる価値は十分ありそうです。