人気の雑貨店『hal』のオーナーである後藤由紀子さんは、家族4人で過ごす普段の暮らしをなによりも大切にしています。この時期は過ぎ去った夏を思い出しながら、お世話になった品々をお手入れ。来シーズンを気持ちよく迎えるための準備をしています。後藤さんのそんな姿勢には、ものを大切に賢く使うためのヒントがたくさんありました。

来年も気持ちよく着られるように、気配りをして衣替え

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「結婚当初は、4月と10月に衣替え、と決めていましたが、ここ数年は気候の変動が大きくて、一度しまった服を出さなきゃならないことも。最近は、大がかりな衣替えはせず、秋口に真夏のものをしまって、軽いはおりものを出し、本格的に寒くなったら薄手の服をしまってコート類を出す、というように二段階に分けてやっています」。

 シーズンオフの服をしまうときは、シミがないか、ほつれはないか、ボタンは取れかけてないかなど、状態をチェック。シワや形くずれのないよう、たたみ方にも気を配ります。

「帽子や靴などの小物も、しまう前に簡単なケアをするだけでグンと長もち。翌シーズンも気持ちよく使いたいから、このタイミングでのお手入れは大切ですね」。

●翌シーズンのために取れかけたボタンはつけ直しておきます

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 シャツやブラウスが好きな後藤さん。翌シーズン、また着ようと出したらボタンが取れていた…なんてことのないよう、衣替え前にチェックします。「取れかけていたら、つけ直してからしまいます」。

●浴衣はさっぱりと洗い上げ伸ばして干したらたとう紙で包みます

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 浴衣をしまうときは、たとう紙に包んでおくと、シワになりにくく、カビや変色の予防にも。「洗濯の際、脱水せずに干すと重みできれいに伸びます。陰干しがよいとされ、場所もとるので、夜干しが便利」。

●一緒に汗をかいたブレスレット。丁寧にふいて、また来年!

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 シンプルなファッションを好む後藤さん。半袖を着て手首を出す春夏は、装いのアクセントとしてブレスレットをプラスする機会も多いそう。「ひと夏過ぎると汗や皮脂の汚れがついているので、ジュエリー用の布で丁寧にふいてから、ファスナーつきの袋に個別でしまいます」。

●帽子は通気性のよい不織布の袋に入れて

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 夏の間に活躍した帽子は、内側をかたく絞った布で水ぶきして汚れを落としてから陰干し。「バッグを買ったときについていた不織布の袋は、通気性がよくてホコリよけになり、帽子の保管用にぴったり」。

●ひと夏履いたサンダルは陰干しして磨き、丸めた紙で形を整えて

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 革製のサンダルは、風とおしのよいところで陰干ししてから汚れを落とし、靴クリームで磨きます。「古靴下を使うと、磨きやすくていいんですよ」。新聞紙などを丸めたものを詰めて形を整え、箱に入れておきます。紙がはりつかないようクリームは十分乾かして。
●使い終わったカゴはつるして保管します

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 一年をとおしてカゴを愛用するという後藤さん。暑い季節は薄い色を、寒い時期は濃い色のものを使い分けています。カゴは、軽くて見た目もさまになるので、しまい込まずにポールに持ち手をとおし、部屋の天井近くにつり下げて収納。「使ったカゴは、かたく絞った布で水ぶきしてからここに下げて風をとおします」。

【後藤由紀子さん】
静岡県・沼津にある雑貨店「hal」オーナー。そのセンスのある確かな品ぞろえが人気となる。近著に『狭くても、料理が楽しい 台所のつくり方』(日本文芸社刊)『毎日のことだから。7分目くらいがちょうどいい』(PHP研究所刊)など
hal 10:30〜16:00 水曜定休 http://hal2003.net/

<撮影/公文美和>