海外で注目の避妊法「女性用コンドーム」…使い方&メリットとは

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日本では男性用コンドームの使用者が圧倒的多数ですが、海外では女性用コンドームも避妊法のひとつ。女性が主体的に自分の身を守ることができる避妊法なんです。「彼がコンドームをつけてくれない。自分からすすんで避妊したい!」という人におススメな女性用コンドーム。日本では製造中止になっているため認知度が低く、入手しにくいのが難点。ですが、今後普及する可能性もあります。この機会にどのようなアイテムなのか知っておくのもいいかもしれません。ここでは、使い方をはじめメリットやデメリットについてご紹介します。

■ 女性用コンドームは「袋型」!

一般的な男性用コンドームが男性器に装着する筒型の避妊具であるのに対し、女性用コンドームとは、女性器に挿入する袋型の避妊具です。

◎ 海外では普通?

海外では避妊方法のひとつ。日本より普及しているようですね。

■ 女性主導での避妊が一番のメリット!

女性用コンドームは女性のために開発された避妊具です。男性用のコンドームに比べると、大きいのでちょっとビックリしてしまいますが、女性用コンドームにはしっかりメリットもあるんです。

◎ 女性主導で避妊が出来る

一番のメリットは女性主導で避妊ができること。男性用コンドームは、どうしても男性任せになりがちな避妊法です。男性任せにせず、自分自身でしっかりと確認しながら避妊を行いたいという女性にぴったりといえます。

◎ ピルよりも身体的リスクが低く、性病予防にもなる

女性主導でできる避妊法といえば、他に低容量ピルがあります。しかし、ピルは高血圧などの健康問題を抱えた方は使用できませんし、ピルだけの避妊では性病を予防することはできません。その点、女性用コンドームは男性器と女性器が触れることがないので、性病の予防にも役立ちます。

◎ 女性の不安が減る

・彼がコンドームをつけてくれない
・しっかり装着されているのか心配
・言い出しにくいから自分でつけたい

そういった不安からも解消してくれるのが女性用コンドームのいいところです。男性任せでなく自分の意思でリスクコントロールできるところがポイント。避妊を相手にお願いせず、自分で回避できるんですね。

◎ ピルと合わせて使うとより高い避妊率に

コンドームを使わない避妊法としてのピルは、避妊率が100%ではありません。そこで、女性用コンドームを合わせて使うことで避妊率をグッとあげることができます。

◎ 男性用コンドームの使用感が苦手な人でも

男性用コンドームの独特な擦る感触や、圧迫感が苦手という人も、女性用のコンドームなら自然という人もいるようです。

■ 手に入りにくい・高いというデメリットも…。

◎ 入手しにくい

現在、日本では製造されていないので海外の輸入品を購入するしかありません。以前は国内でも製造されていましたが、普及しなかったため製造中止となってしまいました。今後、普及が進めばもっと手に入りやすくなるかもしれませんね。

◎ 価格が高い

女性用コンドームの価格は、1個あたり500円以上です。男性用コンドームに比べると格段に高価なのがツライところ。

◎ 膣内に入り込んでしまうことがある

正しく装着できていない場合に、男性器の挿入で膣の奥に入り込んでしまうことがあります。正しくつけないとゴワゴワとした使用感や音がなるなどの報告もあるので、まずは正しく装着することが大切。

■ 正しく使うのが大切!ポイントは指でゆっくりと挿入すること

はじめはつけるのに戸惑ってしまいそうな女性用コンドームですが、説明を通りに装着すれば心配はいりません。挿入して不快感がないようになれば正しく挿入されています。子宮の入り口にしっかり内リングが達すれば自然に広がり、挿入している感覚がなくなるので、自然に使用することができます。

◎STEP1:内側のリングをつぶすようにつまんで持つ

袋を開け、女性用コンドームを取り出したら、まずは外リングを上にしてうちリングを袋の底にあるような状態にします。確認したら、袋の底側の内リングを指先でつまんでつぶすように持ち、外リングを下に垂らすようにします。袋を開ける時は爪などで傷つけないように気をつけましょう。

◎STEP2:細い状態にしたままゆっくりと内リングを入れる

タンポンを入れるように、前屈みになり、片足をあげるなどして挿入しやすい体勢をとり、もう一方の手で膣入口を広げます。内リングを細くつぶしたまま、ゆっくりと膣内に挿入します。

◎STEP3:コンドームに指を入れて奥まで入れる

内リングが全部入ったら、人差し指をコンドームの中に入れて内リングを中にゆっくり押し込みます。ねじれないようにするのがポイントです。膣内の奥で輪っかが自然に広がり、違和感がなくなったらOK。外リングが膣の入り口から3cmほど出し、外リングを外性器部にかぶせるようにしたら装着完了です。使用中にコンドームが大きな音をたてるようであれば、潤滑剤を使うようにしましょう。

◎STEP4:外リングをひねったら引き抜いて捨てる

使用が終わったら、外リングをしっかりつまんで、ひねって封をし、ゆっくり引き抜きます。男性用のコンドームと同時に使用しないようにしましょう。トイレには流さず、ゴミ箱にすてましょう。また、再利用はしないでください。

■ 女性用コンドームは避妊の選択肢のひとつ

メリットもあれば、デメリットもある女性用コンドーム。女性主導の避妊に抵抗感がある方がまだまだ多いことが、普及しにくい理由といえるかもしれません。しかし、女性が自分で体を守る意識を持つことはとても大切なこと。日本でももっと普及し、女性主導の避妊の選択肢のひとつになるといいですね。

(image by PIXTA)
(著:LiRu編集部 編集:nanapi編集部)