台中市政府提供

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(台北 13日 中央社)台中市政府は9日と10日、金沢出身の技師、磯田謙雄が日本統治時代に設計した水路「白冷シュウ」の名を冠したイベント「白冷シュウ文化節」を開催した。林佳龍市長は、同イベントを通じて日台の観光、文化面での交流を促進できればと願った。(シュウ=土へんに川)

同市文化局によれば、同イベントは毎年10月に開催されており、今年で17回目。9日に行われた開幕式には、安達前・金沢市議会議員や磯田技師の一人娘、松任谷良子さんも駆け付けた。

同市新社区にある白冷シュウは、1932年10月14日に完成。運用開始から今年で85年目を迎える。林市長は同水路が台中市民に恩恵をもたらしたとし、同区に「磯田謙雄記念園区」を設置する計画を示した。

安達市議は、同園区建設への出資と日本人観光客の新社観光推進を約束。台湾生まれの松任谷さんは、日本で寝床から起き上がれない時も、台湾のことを思い出せば力が湧くと話し、新社区の絶え間ない発展を喜んだ。

同イベントでは踊りや演劇が上演されたほか、地域の名所をめぐるバスツアーやポストカード製作体験なども行われた。

(編集:名切千絵)