女優としての活躍が期待される田中道子さん。彼女は、『ミス・ワールド2013』の日本代表に選ばれ、予選を勝ち抜いた世界基準の美の持ち主。現在27歳の田中さんに、抜群のスタイルを保つ秘訣や、その美しさの秘密を特別に伺ってきました。それを2回にわけて紹介します。

女優に転身したばかりの『ミス・ワールド2013』日本代表の田中道子さん。ムダなものが一切ない、ヘルシーなボディーと健康なメンタルの持ち主。

運動嫌いの堅実女子にもできる、世界に通じる美スタイルの作り方

堅実女子の美の悩みの代表格・ダイエット。20代後半から痩せにくくなり、ダイエットすると肌がボロボロになったり、思うように痩せないからイライラしたり、自己嫌悪になったり。この、終わらないダイエットの悩みを断ち切る方法を教えてください! できれば短時間で、運動もそんなにしなくていいと嬉しいけど……、そんなのありますか?

「健康的なカラダを維持する方法は、『ミス・ワールド・ジャパン』の予選の時に専門家の先生から伺いました。適度な運動とタンパク質を中心にした食事を教わりましたが……トレーニングをせずに体型を整える方法といえば、“1日食”でしょうか。これは、私がお手本としている方の多くが実践しています。私の場合、朝昼を食べずに夕飯だけはたっぷりいただくという方法で、もう数年実践しています。これを実践してから仕事の集中力が増し、スタイルが崩れにくくなったようにも感じます」

 1日1食、確かによく聞きます。企業の経営者にも実践している人が多いようです。でもお腹が空いてワナワナしたりしないのですか?

「基本的にありません。小腹がすいたな……と思ったら、茹でたブロッコリーをいただきます。ちなみに、ブロッコリーは、ビタミンと食物繊維が豊富。アスリートからも注目されている食材のようです。あとは、魚やお肉などたんぱく質を意識的に食べていますよ。あと、炭水化物抜きはしていません。ストイックに追求するのがあまり向いていないので(笑)」

ざっと茹でただけのブロッコリーをおやつ代わりにして、冷蔵庫に常備。ドラマの撮影前に食べることも。(写真/田中道子)

 

 美とは心の強さ! 超過酷な『ミス・ワールド』世界大会の内容とは?

田中さんは『ミス・ワールド』の世界大会を経験されていますが、審査の日のために、ボディーや肌を磨くんですよね。その方法はどんなものがあるんですか?

「ミス・ワールドの世界大会は1日では終わりません。審査は130か国のミスがバリ島に集結し、宿舎にこもりきりで1か月かけて行なわれます。宿泊するのは相部屋で、自分の時間は一切なく、分刻みでスピーチや特技などさまざまな審査があるんです」

これは、生活のすべてを審査されるということでしょうか?

「はい。ですから、この日のために外見を磨くだけではだめなのです。評価されるのは、見た目よりはメンタルの強さと美しさです。常にフレンドリーかつハッピーで、聡明であること。なぜなら、ミス・ワールドは、内戦地や貧困地などに慰問に出かけることがミッション。過酷な状況下に置かれている人を勇気づけるのが使命です。ですから、どんな状況になっても、常に優しさを失わず、自分の心を保てることが何よりも必要なのです。そして、どんなピンチが襲い掛かってきても、現状を打破しようと立ち上がること。これを審査されているような気がしました」

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どんな時も優しく、困った人に手を差し伸べられるという動じない心。世界に通用するメンタルはどのように鍛えていけばいいのですか?

「まずは、自分の恥ずかしさと向き合うことでしょうか。私の場合、父が学校教師だったこともあり、“道子、ちやほやされていい気になるな”とよく言われていましたが、それでも調子に乗って高慢になってしまった時期もあります。そんな過去の恥ずかしい自分を受け入れて、自分で自分を成長させていく。この繰り返しが、メンタルの強化につながると感じます。あとは、他人と比べないこと。自分は自分であり、他人と比べるのは無意味です。とはいえ、そう思うまでにはさまざまな壁やピンチを乗り越えました」

いちばんのピンチとはなんですか?

「いろいろありましたが、『ミス・ワールド』の大会ですね。自分の特技を発表しなくてはならないのに、予定していた楽器(ハープ)が届かず、現地調達も絶望的。それなら、空手と瓦割りを披露しようと、胴着と瓦を空輸してもらいました。そうしたらなんと、手元に届いたときに瓦が全部割れていたんです。今では笑い話ですが、あの時は絶望的でした。でも発表の時間は迫ってきて、残っているのはたった9時間。持っているのは胴着のみ。日本で応援してくれる人たちのためにも、自分のためにもここでリタイアするわけにはいかない……となったときに、空手の形をやろうとひらめいたんです。バリ島の不安定なwi-fiの中YouTubeを必死で見て、空手の動きを頭に叩き込み、本番を迎えました。審査員の方からは評価をいただいたようで、次のステップに進むことができました。これで分かったのは、人間、追い詰められればどんなこともできる。そういう経験を重ねることが、自信につながっていくのだと感じます」

<プロフィール>
田中道子 1989年静岡県生まれ。身長172cm。ミス・ワールド2013日本代表。モデルとして活躍後、2016年に女優に転身。米倉涼子さん主演の大ヒットドラマ『Doctor-X〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)で魔性の秘書・白水里果を演じ、これが女優デビュー作品となる。

来週木曜日は、「睡眠時間は1日3時間!? 時間に追われる『ミス・ワールド』で会得した時短美容」を紹介!