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エーアイは13日、酒場での会話を盛り上げるための人工知能を開発するプロジェクト「カールスロイド」に高質音声合成エンジンAITalkが採用されたことを発表した。

Automagiの人工知能「AMY」(エイミー)と読売広告社が、サントリーが日本でのライセンスを持つビールブランド「カールスバーグ」のプロモーションとして開発しているという「カールスロイド」。特設サイトには、"不意に訪れる、気まずい沈黙。それはまるで永遠とも思えるような苦痛の時間。幸福なビアタイムさえ台無しにしてしまう沈黙を打破すべく我々は立ち上がった。"とそのコンセプトとともに開発者のインタビュー映像がコンテンツとして設置してある。

「カールスロイド」は音声と認識できない場面を"沈黙"として認識、突然話し出す。面白くも的確な言葉は、あるカテゴリでよく使われる言葉の"網"を広げる部分に機械学習で紡ぎ出されている。多くの機械学習での実践例が、1対1の関係を想定するなか酒場の沈黙の救済という複数人を対象としているところがとてもユニーク。酒場において、沈黙を探知するとそれまでの会話の単語を基にデータベースで分析、話題に合致した気の利いたセリフや面白い言葉を放ってくれる。

今回、エーアイはこのプロジェクトの発話音声として機器組み込み用小型音声合成エンジン「microAITalk」が採用されたことを発表した。microAITalkは、自然な日本語音声を生み出すAI Talkを機器組込み向けに小型化した音声合成エンジンで、防災システムや道路・交通情報、スマートフォンアプリからロボットと広く導入実績がある。

(長岡弥太郎)