12日(2016年10月)午後に起きた東京の停電は送電ケーブルの経年劣化による漏電らしいが、大規模なメンテナンスの必要から電気料金の値上げを心配する声も上がっている。

東京電力の説明によると、火災は埼玉・新座市野火止の地下変電所から約2キロ離れた地下6メートルのトンネル内の送電ケーブルで発生した。送電ケーブルは、中心部に絶縁のために油を流す通路があるり、その周りを電線が囲みさらに電線の周りには油をしみこませた紙を何重にも巻いてある。東電は「この絶縁紙のところで何らかの損傷から高圧電流が漏れて火花が発生、油に引火したのではないか」と話す。この送電ケーブルは設置してから35年が経過していた。

劣化すると電流大きくなり発火

東京電機大学の加藤政一教授は「絶縁のための油は10年に1度は交換しないといけない。油が劣化すると電気が通りやすくなり、火花が散った際に油に引火したか絶縁紙の引火したのではないでしょうか」という。

サイエンス作家の竹内薫「復旧までに10分〜1時間と結構早かったと思います。2003年の北米の大停電は29時間もかかりましたから。心配なのは原因がケーブルの劣化だとすると、大規模な改修とかメンテナンスが必要で、今後、電気代がアップするのではないかという懸念がありますね