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By alainalele

世界中に普及しているインターネットは世界中に張り巡らされた海底ケーブルにより成り立っています。Googleはアジア・アメリカ間をつなぐ高速光ファイバー海底ケーブル「FASTER」を開通させたばかりですが、新しくより高速な海底ケーブル「PLCN」の敷設を計画しています。

Google Cloud Platform Blog: New undersea cable expands capacity for Google APAC customers and users

https://cloudplatform.googleblog.com/2016/10/new-undersea-cable-expands-capacity-for-Google-APAC-customers-and-users.html

GoogleはKDDI他6社と協同で2016年に日本とアメリカ西海岸を秒速60テラビットという超高速通信でつなげるようになる海底ケーブル「FASTER」を完成させました。

海底ケーブル「FASTER」の陸揚げ作業はGIGAZINE編集部が実際に現場からレポート済み。「FASTER」がどんなものなのかは記事を読めばよく分かります。

秒速60テラビット超爆速光ファイバー海底ケーブル「FASTER」陸揚げ作業現場潜入レポ、アメリカとつながるケーブルの一端や中継局の中はこんな感じ - GIGAZINE



さらに、アメリカ西海岸から日本まで伸びてきた海底ケーブル「FASTER」が、日本から台湾に伸ばされたことも発表されていました。

Googleが日本-台湾間に秒速26テラビットの世界最速の光ファイバー海底ケーブル「FASTER」を開通 - GIGAZINE



この「FASTER」とは全くの別物として、Googleは新しくFacebook、Pacific Light Data Communication、TE Subcomという3社と協同でアメリカのロサンゼルスから香港まで直接伸びる海底ケーブルを敷設することを発表しました。このケーブルは「Pacific Light Cable Network(PLCN)」と呼ばれ、全長なんと1万2800kmの光ファイバーケーブルになる予定。通信速度は「FASTER」のちょうど倍となる120Tbpsです。この120Tbpsというのは、8000万台のデジタル端末が同時にHD解像度のテレビ電話をロサンゼルスと行うことも可能な通信容量とのこと。

PLCNは低いレイテンシーと高いセキュリティ、そして優れた帯域幅を実現する海底ケーブルとして、APACのGoogleサービスユーザーにより優れたサービスを提供するためのインフラとなります。Googleは既にアメリカと日本・台湾をつなぐ海底ケーブル「FASTER」を開通していますが、PLCNはアジアのより広い地域でGoogleのサービスを提供していくことを可能にするとのことです。

PLCNはGoogleがこれまでに敷設したUnity、SJC、FASTER、MONET、Tannatに次ぐ6つ目の海底ケーブルとなります。Googleによると、PLCNの開通は2018年になるそうです。