葉が赤く色づく樹木は日本ならでは。外国人からも人気の日本の紅葉

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行楽の秋というと、紅葉を楽しむ人も多いのではないか。遠方まで足を運んで色づいた木々の絶景を楽しむのはもちろん、通勤通学で見かけるいつもの景色が紅葉で変化している様子を楽しむのも、これまた一興である。そんな紅葉の楽しみ方として、前回、「粋な紅葉の楽しみ方!重要なのは時間帯と人工物との融合」という記事をリリースしたが、そもそも紅葉を楽しむ習慣は日本人だけのものなのだろうか? 気になったので旅の専門会社である株式会社ベンチャーリパブリックのトラベルjpナビゲーター・水津陽子さんに尋ねてみた。

■桜同様、紅葉シーズンも人気

水津さんによると紅葉を楽しむ習慣うんぬん以前に、世界の紅葉事情はこのようになっているという。

「実は、世界で紅葉が見られる地域はカナダなど限られているようです。広葉樹がないと紅葉もないですし、東南アジアのような常夏では楽しめません。ロシアなどの寒冷地では針葉樹が多いのでこれも紅葉しませんね」(水津さん)

その結果、紅葉シーズンは桜の時期同様、訪日外国人には人気なのだという。

■葉が赤く色づく樹木は日本ならでは

来日する外国人観光客は、1年の中で10月から11月が1番多いという。また、海外で売られている日本のガイドブックでは、紅葉が大きく紹介されているらしい。ヨーロッパでは黄色・黄褐色系が中心で、葉が赤く色づく樹木の種類そのものが少ないそうだ。

「日本は社寺などに枯山水の庭があり、人工的、箱庭的な場所への興味もあるのかもしれません」(水津さん)

人工美と紅葉の組み合わせは、伝統的な庭園文化からも受け継がれてきた、我々日本人の独特の感覚なのかもしれない。

普段あまり気にもとめていなかったが、世界のどこにでもあるわけではない紅葉を気軽に愛でることができる環境は実に貴重である。今年の紅葉はこれまでと違った視点で楽しんでみてはいかがだろうか。

「教えて!goo」では、「紅葉の楽しみ方って?」ということで皆さんのアイデアを紹介中だ。

●専門家プロフィール:株式会社ベンチャーリパブリック
2001年設立。格安航空券、パックツアーを同時に比較できる旅行情報サイト「Travel.jp」やホテル・宿選びの口コミ情報サイト「Hotel.jp」等の比較サイトの運営を行う。532人の旅の専門家がナビゲートする「たびねす」が好評を呼んでいる。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)