ジブリを超える名作!? 映画『君の名は。』に対する韓国人の偽りなき反応

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観客動員数1000万人、興行収入130億円を突破した映画『君の名は。』が、「釜山国際映画祭(BIFF)」で好評を得ている。

主人公の声優を務めた神木隆之介、上白石萌音と新海誠監督は、10月9日に行われた『君の名は。』記者試写会に出席。同作品が韓国で初公開されることについて、それぞれの思いを語った。

「2011年の東日本大震災以降、観客が幸せな気持ちで映画館を出られる作品を作りたかった」と振り返ったのは、新海誠監督。

「一個人が持つうれしさや悲しみのようなささやかな感情にも、宇宙的な観念が宿っている。人が生まれ、誰かを好きになることも、すべて宇宙的につながっていると思う」と世界観を語った彼は、次回作について「まだ決まったことはないが、思春期の真ん中にある少年、少女をまた登場させたい」と話した。

神木隆之介は、「女子高生を演じるのは想像もできなかったこと。どうすれば可愛く表現できるか悩むしかなくて、本当に難しかった」とコメントした。

釜山国際映画祭に出席するのは初めてという上白石萌音は、「映画には日本の現在と伝統、二つの姿が描かれている。日本の本当の姿を確認できるはず」と、見どころを紹介。流暢な韓国語で挨拶する上白石に、韓国の記者たちは驚きを隠せなかったらしい。

韓国でもヒットの予感

『君の名は。』に対する韓国人の高い関心は、映画祭の開催前から現れた。チケットが販売開始からたった1分で全席完売となったのだ。

映画が上映されはじめてからは、期待の声が絶賛に変わった。

ネットでは「さすが光の錬金術師。これぞ新海誠の完全体でしょ」「久々に胸キュンの名作」「韓国で公開されれば、ジブリ以上の人気を得ることは間違いない」「一生記憶に残る。これは大作だ」と言った声が寄せられている。

『君の名は。』は、釜山国際映画祭での上映を経て、来たる10月21日に開催される「第18回富川国際アニメーションフェスティバル(BIAF 2016)」でも上映を控えている。

釜山国際映画祭と同じく、チケットは販売開始から1分で即売り切れ。2017年1月に韓国での一般公開も決まり、日本に続く『君の名は。』の大ヒットが期待されている。

ちなみに韓国で歴代観客動員数1位の日本アニメ映画は、観客動員数261万4043人を記録した宮崎駿監督の『ハウルの動く城』。はたして『君の名は。』は、この偉大な記録に迫れるだろうか。一般公開の日が楽しみだ。

(文=S-KOREA編集部)