日本では、引っ越しの必要が出た際にやるべきことが2つある。1つ目は当然ながら物件探しだ。そして2つ目は、引っ越し業者の選定である。よほど近所か小規模な引っ越しでない限り、家財道具の運搬は専門の業者に依頼するのが一般的だ。そして、業者スタッフのプロフェッショナルな仕事ぶりにはしばしば驚かされる。

 中国メディア・今日頭条は10日、「日本の引っ越し会社は、はっきり言ってとんでもない存在だ」とする記事を掲載した。記事は、引っ越しと聞くととにかく疲れるというイメージを抱くものだとしたうえで、「しかし日本では、十分なお金を払いさえすれば、全くのストレスフリーで引っ越しをすることができる」と紹介。業者が梱包から運搬、家具の配置まであらゆるサービスを提供しており、利用者はニーズや予算に合わせてサービス範囲を選択することができることを説明した。

 また、数多くの業者が存在することで業界における競争が激しくなっており、各社のサービスレベルが非常に高いことも伝え、「プロの引っ越し集団が提供するのは、世界レベルの一流サービスだ。彼らはすべての細かい部分までしっかりと抑えているのである」と評した。

 そして、引っ越し業者の仕事ぶりについて写真付きで解説。まず、梱包して荷物を運び出す際には、屋内の角という角に緩衝材を設置してぶつかった時の破損を防ぎ、靴や衣服専用の箱など様々な備品を使って、どんな形のものでもきれいに梱包し、家具などをきれいに拭き掃除してくれさえもするとした。

 そして、新居までトラックで荷物を運んでくると、チームで簡単なミーティングを行い作業分担を決定、小さなものは人力で、大きな家具などは吊り上げ用ロープなどの器具を使って次々と運び入れて配置すると紹介。食器などの原状回復を済ませて作業が完了した時点で、ゴミ一つ落ちていない状況であると説明した。

 食器棚から食器を取り出すというところから、すぐにでも引っ越し前と同様の生活をスタートできる状況をつくるまで、その全てを業者にお願いするというケースは、予算的な問題もあって実際それほど多くはないかもしれない。しかし、単に家具を運び出す手さばきやスピード感を見るだけで、十分に「やっぱりプロの仕事は違うなあ」と感じられるのである。まるでパズルのごとくトラックに隙間なく荷物を詰めていく様子は、見ていても気持ちがいい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)