知らず知らずのうちに身に付いたよくない習慣、誰でもいくつかは思い当たるのではないでしょうか。そのような習慣を変えると、心や脳に変化が見られるといいます。

「小さな変化がやがて大きな変化となり、健康的な心へとつながります」とベストセラー作家のブレット・ブルーメンソールさんは著書の中で述べています。

今回は、ブルーメンソールさんの、人生に大きな変化をもたらす“ささやかな習慣”を一冊にまとめた新著『1週間に一つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣』から、脳と心によい習慣をピックアップしてお届けします。

■1:マルチタスクは禁止

SNSにメールチェック、テレビを観ながらスマホを操作するなど、マルチタスクの時代。マルチタスクは効率がいいように思われるかもしれませんが、実際は生産性が落ちてストレスもたまり、記憶力にも精神状態にも悪影響を及ぼします。

調査結果からは1度に一つの課題に集中したほうがずっと生産性が高まることが分かっています。

またスタンフォード大学の研究によると、マルチタスクが習慣になっている人は課題から課題への切り替えがうまくいかない傾向が見られるそうです。何かをするときは“物事の質”に集中して達成することで幸福感を得られます。

■2:世間話はやめる

人は本能的に人とのつながりを求め、会話をして結びつくことを望みます。ところが、どんな風に会話するかによって幸福度は大きく左右されます。アリゾナ大学の研究では、掘り下げた深い議論に長い時間をかけ、世間話にはあまり時間をかけない被験者のほうが幸福度が高いという結果が得られています。

幸福度がもっとも高い人の会話の中で、世間話は10%ほどだったのに対して、もっとも低い人の世間話は28.3%と約3倍の差がありました。

意味のある深い会話をしているとき、私達は人生や人間関係により深い意義を感じるようになります。深い話ができる人と過ごす時間を長く持つようにしましょう。

■3:瞑想を取り入れる

瞑想することで心の中の雑念が消え、人生が明確になって集中しやすくなります。また、新しい視点が生まれ、将来の見通しも明るくなり、ストレスを上手にコントロールして自己認識を深めることができるようになります。

実際にワシントン大学の調査でも、瞑想プログラムに参加した人は集中力が長く続くようになるという結果が出ています。

1番気が散らずに瞑想できる時間帯を選び、最初は1日5分〜20分間まで徐々に時間を増やしていきましょう。リラックスして深い呼吸に集中して行います。

■4:旅に出る

旅行は老化防止にも驚くほど効果があります。ある研究では旅行などレジャー活動への定期的な参加が、認知症のリスク低下に関連しているという結果が出ています。

新しい土地や文化にふれると、脳は新しい経験を受け入れるために新しい神経回路を作ったり、作り直したりする必要に迫られます。こうして認知機能や老化防止機能を高めるのです。

■5:タイムアウトを取る

タイムアウトとは子どもをしつける方法の一つで、不適切な振る舞いや許されない振る舞いをしたとき、そのことを理解させるために、外の世界やほかの人たちから一時的に引き離すことをいいます。

タイムアウトは自分にとって厳しく難しい状況から距離を置くための健全な方法をして使うと、物事の大局を捉え、前向きで理性的、健康的な心を保つのに役立ちます。

ストレスが多いとき、自制心を失ったり、感情に圧倒されたりしたら、タイムアウトが必要だということ。状況に対して距離を置き、少なくとも10〜15分、自分の感情と折り合いをつけましょう。タイムアウトを取ったら、タイミングを逃さず、再開することも大切です。

1週間に一つずつ、このような脳と心によい習慣を意識して取り入れていきましょう。小さな変化を通して、次第に集中力がアップし、毎日の暮らしの中で幸福感が高まっていくことでしょう。

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