【驚愕】東京でイナゴの自動販売機を発見した!

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イナゴは日本に生息する昆虫の一種で、古くから稲を食べる害虫とされてきましたが、水田から得られる貴重なタンパク源として多くの地域で食用とされてもきました。特にイナゴの佃煮は認知度が高く、現在でも長野県や山形県、関東地方の山間部などを中心に販売されていることもあるようです。

東京でも発見! しかも自動販売機で!



生まれも育ちも東京都である記者は、いまだかつてイナゴを食したことがありません。っていうかイナゴって虫だろ!? 食べるわけないじゃん!!

……なんて思っていたのですが、なんと東京都内にもイナゴの佃煮が販売されている場所があるという情報を入手しました。しかも自動販売機の商品として売られているというのですから信じられません。

自動販売機で主に売られている商品といえばドリンク類。お出かけしていて飲み物が飲みたくなるのと同様に、道端で急にイナゴを食べたくなるものなのでしょうか……。

販売されている場所へGO!



とにもかくにも、まずは自動販売機でイナゴが売られているというのが本当なのかどうかを確かめなければいけません。その自動販売機が設置されているという場所に足を運んでみることにしました。

その場所はなんと井の頭公園!





その自動販売機が設置されている場所というのは、なんと井の頭恩賜公園! 毎年のように「住みたい街ナンバーワン」の座に輝く吉祥寺の駅から徒歩5分という立地にある公園です。オシャレタウンの吉祥寺から歩いて5分でイナゴの自動販売機……。まったくもって想像がつきません。

天気に恵まれたこの日の井の頭公園は多くの人で賑わい、ボートを楽しむ人、パフォーマンスや出店を楽しむ人、スマホ片手にポケモンGOを楽しむ人など、さまざまな人が楽しい休日を過ごしていました。近くでイナゴが販売されていることも知らずに……。

自動販売機をくまなくチェック





そして記者は公園内を散歩しながらひとつひとつの自動販売機をチェックして回ります。が、設置されているのはやはりドリンクの自動販売機ばかり。本当にイナゴの自動販売機なんて存在するのでしょうか。

怪しい自動販売機を発見……



引き続きチェックを続けていると……んんっ! なんだか怪しげな自動販売機を発見しました……!



見つけたァーーーーッ!!!!





うおおおおおっ……!! ついに見つけた……見つけてしまったァーーーーッ!!!! 本当にイナゴの佃煮が缶詰にされて自動販売機で売られているじゃないか……! 価格は900円! そして隣には「蜂の子」の缶詰まで売られていますが、こちらはなんと2、300円!!



どちらも気にはなりますが、今回は予算の関係でイナゴの方だけ購入することにします。本当はイナゴもあまり買いたくありませんが……。



後方から「うわっ、イナゴが売ってる!」「あ、あの人イナゴ買うんだ……」なんて声が聞こえてきますが、気にせずお金を投入し、ボタンをポチッと押してやります!

これがイナゴの佃煮の缶詰だ!





そして出てきたのがこちら。イナゴの佃煮の缶詰です。イナゴの佃煮は一部の地域では当たり前のように食用とされているというので、缶詰自体は珍しいものではないかもしれません。しかし自動販売機で売られているというのはどうなのでしょうか……。

あえて足と羽はそのまま



しかも缶詰のパッケージに記されたメッセージを読んでみると、歯ごたえを楽しめるように、あえて足と羽をそのまま残してあるという難易度が高めの設定になっているようです。つまり見た目はイナゴそのものになっているということですね。うーん、余計なお世話とはこのことか!



持ち帰り、開封の儀!





イナゴの缶詰はその場で開けずにテイクアウトし、家でじっくりと缶を開けることにしました。というわけで開封の儀を執り行います。ドキドキ……。



パカッ。
…………。



ギャアァァァッ……!! 黒い! 黒光ってるゥーーーーッ!!!!

まるでアレのよう



茶色と黒色が絶妙に混ざり合い、何とも言えない不快感を覚えます……。そうか、この脚の形状といい、アレにそっくり。

イナゴといえば本来は緑系の色をしていたはず。調理をすることで余計に不快な見た目になってしまっているのです。うっかり床に落として気付かずにいてしまったら、あとで見たときにアレと勘違いしてしまうでしょう。こ、これは耐性がない人にはツラい……。

どうにか一口食べてみるが……





せっかく購入したものなので頑張って一口食べてみますが、ビジュアルがアレとリンクしてしまったあとではどう頑張ってもダメでした。味付けは甘さとしょっぱさが混ざり合う、いわゆるオーソドックスな佃煮の味ではあったのですが……。

友人が美味しくいただきました



イナゴはそのまますべてタッパーに移し、長野県出身の友人にプレゼント。後日話を聞いてみたところ、すべて美味しく食べて「こんなうまいイナゴ食ったことねえ! 毎日食べたい!」と話していたそうです。好きな人には大絶賛(笑)。

それにしても、これを自動販売機で売る意味はあるのでしょうか。イナゴ食に慣れている人は井の頭公園のベンチに座ってイナゴをポリポリとつまむのでしょうか。いやあ、日本にはいろいろな食文化があるものですね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/