12日、財経網によると、上海のイケア徐匯店が、度重なる中国人客のマナー違反に耐えかね、ついに新ルールを運用し始めたようだ。

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2016年10月12日、財経網によると、上海のイケア徐匯店が、度重なる中国人客のマナー違反に耐えかね、ついに新ルールを運用し始めたようだ。

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5日、同店内に貼り出された「お知らせ」によると、同店のレストランが高齢者による「代理お見合い」の会場と化しており、長時間座席を占領し、食べ物や飲み物を持ち込んだり、床に端を吐いたり、罵り合いや殴り合いのケンカなどが起きていたそうで、「秩序を守る」ために今後は商品を購入してから座席を利用するよう求めている。

中国の公園では、高齢者が集まって自分の子どもや親戚の子の結婚相手を探す「代理お見合い」が至るところで行われているが、タダで座って話せるイケアが格好の会場となっていたようだ。しかし、そこは「上に政策あれば下に対策あり」の国。5元(約75円)のコーヒーや10元(約150円)のパンを購入して一日中居座る客が大勢いるそうだ。

また、同店の警備員によると、この新しいルールに不満を露わにしたり、「強行突破」を試みたりする人もいるという。客の高齢者からは、「友人とおしゃべりしたり、時にはけんかしているのも見たことがあるが、だからといってわれわれの正常な入場を制限するなんて」「これは強制的に消費させようとしている。不公平だ!」「毎日来たら月に300元。これは安くない。ただ座りに来てるだけなのに」といった、なんとも自分勝手な声が聞かれる。

店側は食事を終えた客に対して席を離れるよう促しているが、入場した客らは購入したパンなどには手を付けず、持ち込んだお茶やまんじゅうを食べている。ある客は「このパンは彼ら(店員)に見せるためのものさ」と臆面もなく語った。

一方で、若者からはこうした高齢者の行為に批判的な意見が多く聞かれ、ある客は「彼らの行為はお店の正常な運営に影響している。管理を強化すべきだし、お年寄りにはそれに従ってほしいと思う」と語っている。(翻訳・編集/北田)