中国国家衛生・計画出産委員会の王培安・副委員長は11日、「今後当面の間、中国は世界で新生児男女比が最もアンバランスな国であり続けるだろう」と述べた。

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中国国家衛生・計画出産委員会の王培安・副委員長は11日、「今後当面の間、中国は世界で新生児男女比が最もアンバランスな国であり続けるだろう。男女比のアンバランス問題は、中国人口のバランスの取れた発展と社会の調和・安定にとって深刻な潜在リスクであり、新生児の男女比に対する総合管理対策の道は、今後も重く遠いものとなる」と述べた。中国新聞社が伝えた。

国家衛生・計画出産委員会は11日、「国際ガールズ・デー」および「夢多き女児の自発的行動」をめぐる報告会を開催した。王副委員長は報告会の席上で、「女児の健康的な成長は家庭の幸福、社会の進歩、国家の発展と密接に関わっている。女児の権益を保障し、社会における男女平等を促進することは、『計画出産』と『男女平等』という2大基本国策の重要な中身であり、基本的な要求である」と語った。

以前から、特に「十二五(第12次五カ年計画:2011−2015年)」以来、中国の計画出産と婦人児童保健に関する事業は持続的で健全な発展を続けている。また、新生児の男女比に対する総合管理措置はしっかりと進められ、女児に関心と愛を注ぐ行動は深いレベルで展開されてきた。法律にもとづく「両非」行為(非医学的理由による胎児の出生前性別判定と性別選択による人工中絶)の粛清が功を奏し、2015年の全国新生児男女比は113.51(女児100人に対して男児113.51人)まで低下し、「十二五」終了時の目標である115以下を見事達成した。さらに、2009年以降、同男女比の「7年連続低下」を実現し、女児の生存・発展環境は絶えず改善されてきた。

また、王副委員長は「男性重視・女性軽視という男児誕生を望む考え方こそ、新生児男女比のアンバランスを生み出す根本的な原因である。国家衛生・計画出産委員会は、このキーポイントを踏まえ、社会における男女平等思想の普及・PR活動に力を入れ、人々が考え方を根本から変えるよう導く方針だ。2013年、同委員会は『夢多き女児の自発的行動』キャンペーンを始動した。このキャンペーンは現在、20あまりの省(自治区・直轄市)で展開されている」と強調した。

最後に、「男女平等の促進は長期的な戦略任務であり、簡単に成功するはずはなく、苦労を惜しまない不断の努力が求められる。中国は男女平等の促進や新生児男女比アンバランスの総合管理の問題において、一定の進展を得てきた。だが、人口発展の法則性から見た場合、新生児の男女比アンバランスがある程度まで是正されると、その後のさらなる是正はいっそう困難となる」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)