10日、韓国で長年ノーベル文学賞受賞が期待されている詩人・高銀氏が、英国のブックメーカー(賭け屋)による予想でトップ10入りを果たし、韓国で大きな話題となっている。写真はノーベル賞受賞者の晩さん会が行われるスウェーデン・ストックホルム市庁舎。

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2016年10月10日、韓国で長年ノーベル文学賞受賞が期待されている詩人・高銀(コ・ウン)氏が、英国のブックメーカー(賭け屋)による予想でトップ10入りを果たし、韓国で大きな話題となっている。聯合ニュースなどが伝えた。

10日現在、英大手ブックメーカー・ラドブロークスの予想で高銀氏は配当率14倍となり、ノーベル文学賞候補の6位にランクインした。高氏は先月中旬には配当率33倍で11位、今月初めには13位に下がっていたものの、最近になり一気に7段階上げ6位に躍り出た。

一方、先月からトップを守っていた作家・村上春樹氏は2位に、それまで4位だったケニアのグギ・ワ・ジオンゴ氏が1番人気となり、シリアの詩人アドニス氏が3位に続いている。

高氏は1933年生まれの83歳、2000年代初頭ごろから毎年ノーベル文学賞候補として名前が挙がる人物だ。ついに予想で6位に名が浮上したことについて聯合ニュースなどは「受賞の期待が多少高まった」と伝えているが、韓国のネットユーザーからは盛り上がりに後ろ向きなコメントが多数寄せられている。

「もうやめない?」
「ハルキ(村上春樹氏)が有力なんでしょ?毎年ノーベル賞に目を血走らせてばかりいないで、今からでも基礎学問に忠実に取り組んで世界の舞台に堂々と立とうじゃないか。さすがに今の状況は恥ずかしい」
「何とかして賞をくださいと懇願してるような状況だ」

「この記事を書いている記者は、高銀氏の詩を一つでもそらで言えるのか?」
「本も読まない国民が賞だけは喜ぶからって…」
「実力があれば放っておいても賞はもらえるもの。まだもらえないということは、高銀氏の実力が賞をもらうに至っていないということでは?」

「高銀氏の作品を知ってる人なんてほとんどいないのに、それでどうやってノーベル賞を取るんだ?ちょっと考えたら分かるだろ」
「この人の詩を知らなかったから1冊買って読んでみたけど、それ以降一度も読んでいない」
「韓国にはノーベル賞をつくり出そうとする集団がいるみたいだ」(翻訳・編集/吉金)