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声優の久保田未夢がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「ラジオアニメージュ」の公開録音「ラジオアニメージュのイベント2(ツー)〜ボタクの夏祭り〜」が9月24日、東京・文化放送メディアプラスホールにて行われた。

今回は、久保田未夢が徳井青空と「スタジオジブリ」作品の話で盛り上がった第二部の様子をレポートする。ちなみに第一部ではWake Up, Girls!の永野愛理をゲストに呼び、『スタミュ』について熱く語り合っていた。

「ラジオアニメージュ」は、日本最大級のアニメ&ゲーム系専門チャンネル「超! A&G+」にて毎週火曜26時30分から配信中の番組。声優の久保田未夢が、総合アニメ専門雑誌『月刊アニメージュ』(徳間書店)の最新情報を届け、好きなアニメを語ったり、タンバリン(クボタンバリン)を叩いたり、イラストを描いたりする番組。好きなことをひたすら語る、久保田にとって「ご褒美」のような番組となっている。

第二部では、まず一人目のゲストとして番組準レギュラーの、『アニメージュ』川井久恵編集長が登壇。リスナーからの質問に川井編集長が答える「おしえて! 編集長!!」のコーナーでは「月収は?」、「年収は?」といったギリギリの質問が飛び出したものの、結局「編集長に好きなアニメキャラを描いて欲しい」といったものに落ち着いた。だが、川井編集長は「美術の成績が悪かったので、みゆたん(久保田)描いてください」と辞退し、久保田がイラストを描くことに。

イラストを描いている途中、川井編集長に「好きなアニメは?」と問いかける久保田。川井編集長は『カードキャプターさくら』を挙げ、作中で馴染み深いセリフ「はにゃーん」を久保田に言わせるというナイスプレーに会場から大歓声がわき起こる。イベント開始時、久保田が「編集長はどんどんとトークスキルが上がっていく」と太鼓判を押していたとおりの展開となった。また、完成したイラストは久保田が愛してやまないTVアニメ『おなら吾郎』。ちなみに、イベント会場前には、以前、番組ゲストとしても登場した谷口崇監督から進呈されたイラスト「おなら未夢」が飾られていた。

そして、川井編集長と入れ替わりにメインゲストの徳井青空が登場。約1年半前、『ラジオアニメージュ』イベント第一回の開催が決まり、番組内で「どういったイベント内容にしたいか」が話し合われた際に、真っ先に「ゲストに呼びたいのは徳井青空」と話していた久保田。今回、念願のゲストとしての登場に、久保田も「やっと叶いました」と笑顔で迎え入れる。

久保田と徳井の初共演は、ニコニコチャンネル「声優パラダイスTV」内の「声パラ学園2次元研究部」。その後、フジテレビにて2013年から2016年まで放送されていたバラエティ番組『いらこん』で交流を深め、久保田は今後ソロでイベントを開く時は、絶対に徳井をゲストに呼ぶと決めていたという。「最初、『久保田未夢ちゃんという子と一緒にラジオをやります』と言われて、そんな若い子(久保田は当時18歳)と二人っきりでニコ生なんて大丈夫かしらと、探り合っていました(笑)」と思い出話に花を咲かせる徳井。

お互いの第一印象の話では、久保田が「初めてお会いしたのはニコ生の時です。楽屋で挨拶をしたあとにいきなり前髪を切り出したのでそのイメージが強かった。『ちょっと前髪切っていいですか』ってザックザック容赦なく切っていたので、迷いのない人なんだなあって」と徳井のエピソードを語る。対する徳井は、学生のノリに付いていけるか不安だったものの、お互いの共通点を見つけてから打ち解けていったという。そのきっかけになったのは『週刊少年ジャンプ』。『磯部磯兵衛物語』のシールを貼っていたことで意気投合し、それから親睦を深めていき、二人共プライベートでは家から出ないというタイプにもかかわらず、一緒にお出かけをする仲になったとのこと。

そんな二人が最初に繰り広げたコーナーは「ボタトーーク」。「久保田未夢オタトーク略してボタトーーク」として、毎回ひとつのアニメ作品について深く深く語っていくコーナー。今回は作品を一つに絞らず、「ジブリアニメ」について熱く語っていく。まず、東京・六本木ヒルズにて開催されていた「ジブリの大博覧会」に二人で行ったという話を皮切りにヒートアップしていく。二人とも記憶の中で一番古い作品は『となりのトトロ』。『耳をすませば』と同じ年に生まれた久保田(1995年)、そして徳井は、小学校時代『もののけ姫』ごっこが流行り、「ヤックル役が人気だった」と当時を思い返す。

また、好きな作品として『耳をすませば』を挙げる徳井。「主人公たちが中学生なので、(自分も)中学生のうちに100万回観たほうがいいなと思って、ほぼ毎晩『耳をすませば』をテレビで流しながら寝ていました」とセリフを暗記するくらい視聴を重ねている徳井に、会場や久保田から驚きの声が上がる。「非日常を求めている月島雫に共感している」と中学生時代を思い返し、お気に入りのシーンには「杉村が神社で雫に告白する」場面をチョイスした。

対する久保田の好きな作品は『千と千尋の神隠し』。神社や鳥居などが出てくる世界観に惹かれ、「特に久石譲さんの曲がお気に入りなんです。聴いていると自分の黒い部分がすべて浄化されそう」と語る。好きな場面の話では「千尋がハクのため銭婆に会いに行く時に、海の線路を渡っていくシーン! 電車と海は日常的なものだけど、一緒になることのない二つが合わさる非日常さ!」と興奮しながら語っていく。

続いては、お互いベスト3形式で好きなキャラを発表していく。

○久保田未夢「ジブリアニメ」好きなキャラクターランキング

1位 ハウル /『ハウルの動く城』
久保田コメント:一つ言わせてください、金髪の時だと1.5位です! 1位は黒髪のハウルです。基本が金髪なのに、いきなり黒髪になるの、ズルくない? 『プリパラ』でそふぃという役を演じているので、ハウルに「ソフィ」と呼ばれるとキュンとします

2位 ハク /『千と千尋の神隠し』
久保田コメント:人間の姿も好きだけど龍の姿もかわいくて好き! 幼馴染みにいたら最高! 見つめられたらお姉さんなんでも買ってあげる。「私がハクを守るんだ」って逃亡したい

3位 カルシファー /『ハウルの動く城』
久保田コメント:見た目がかわいい。料理中は無言になるから、彼がいたら話し相手になってくれそう。あと、肩に乗せて歩きたい!

○徳井青空「ジブリアニメ」好きなキャラクターランキング

1位 キキ /『魔女の宅急便』
徳井コメント:『魔女の宅急便』もセリフを暗記しました。キキは一所懸命で、スネたりするところもかわいい。何より、空飛べるのはいいな
久保田「今日の衣装、(キキ)っぽくないですか?」
徳井「気付いちゃいました? 意識しました、キキを」

2位 ポルコ・ロッソ /『紅の豚』
徳井コメント:ワイルドでクールなところが憧れますね。髪の毛がふさふさして耳もかわいい。隣に連れて歩きたいのは間違いなくポルコさん。ポルコさんに認められる女になりたいな

3位 清太 /『火垂るの墓』
徳井コメント:『火垂るの墓』もセリフを暗記するくらい観て、大好きです。特に清太の声! 思春期男子の絶妙な声がいいですね

その後、「ジブリアニメ」でおなじみの食べ物の話で盛り上がり、『トトロ』できゅうりを食べるシーンを観た徳井は、冷蔵庫のきゅうりを生でかじり「サツキとメイを感じた」とコメント。対する久保田は野菜が食べられないため、「きゅうりはラスボスだな」と語っていた。

また、久保田は徳井と『猫の恩返し』を一緒に観るため、自身が所属するi☆Risメンバーを誰も入れたことがないという自宅に招待。そして、現在公開中の『レッドタートル ある島の物語』を観にいく約束を交わし、「ボタトーーク」は大盛況のまま終了した。

続いて、リスナーから送られてきたミッションのコンプリートを目指していく「ミッションクボタッシブル」コーナーへ。普段は久保田がミッションをクリアするとご褒美という形式だが、今回は二人のため、クリアした数が多いほうがご褒美をゲットできる。気になるご褒美は、久保田はtwitterのハッシュタグ「#クボタヨーグルト」でもおなじみのヨーグルト。徳井は自身が大好きだというチャーハン。今回は特別に文化放送近くの中華料理店に作ってもらい、出来たてホカホカのチャーハンを用意している。

最初のお題は「会場のお客さんの中から、お互いの出身地(久保田は埼玉、徳井は千葉)を当てる」というもの。お互い、一つだけヒントとなるキーワードを言い、反応した観客の中から一人を選び当てていく。久保田は十万石まんじゅうの「うまい、うますぎる」と風が語りかけるように発言し、徳井は「内房線が止まっちゃった!」と叫ぶも、二人とも不正解。二回戦目では、久保田が埼玉県民おなじみの牛乳ブランド「わたぼく」、徳井は千葉テレビのCMでよく流れている「ファイトファイト千葉」と、よりローカルなワードを入れ込んでいく。結果は久保田が見事、埼玉出身の観客を当てることができ、ポイントを獲得。

続くお題は、観客を一人選び、その人に向かってモノマネをして当ててもらう「ジブリアニメのモノマネに挑戦」。徳井が「あなたトトロって言うの!」と『トトロ』からメイのモノマネ、久保田も『トトロ』からチョイスし、「カンタがサツキに傘を差し出すシーン」をジェスチャーで表現。こちらは二人とも成功。

3つ目の「どんな手を使っても相手を笑わせたら勝ち対決」では、徳井のゆったりとした動きと真顔に久保田が吹き出してしまい、徳井の勝利。

両者2ポイントずつ獲得したところで、「ステージの上から客席に向かって紙飛行機を飛ばして飛距離を競う」対決へ。先ほどまで使っていた台本で紙飛行機を折り、そのまま観客にプレゼントという太っ腹な対決に。二人とも紙飛行機の作り方に四苦八苦しながらもなんとか完成。徳井は高さは十分だが、紙飛行機がUターンしてしまい、1列目の観客へ。一方、久保田の紙飛行機はまったく飛行せず、真下に落ち、ステージと客席のすきまへと墜落してしまう。

そのままラストミッション「会場にアンケートを採り、一人だけ該当させる」へ。会場の中からたった一人を当てなければいけないというこの企画で、久保田が選んだのは「帰国子女の人」。かなり自信満々の久保田だったが、まさかのゼロ。徳井は「現在ローソンで働いている人」で、見事一人だけを引き当てることができ、ミッション成功。2対3で勝利を獲得した徳井は、大好物のチャーハンを「めっちゃ美味しい!」と満足そうに食べていた。

こうして大盛況の中、イベントは終了。最後はいつもの挨拶「ばいばーい、ジュ」を会場全員で行い、「ラジオアニメージュのイベント2(ツー)〜ボタクの夏祭り〜」は幕を下ろした。

(加藤大樹)