ユニークな餃子が揃います

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全国のユニーク餃子が集結する「餃子フェス」が2016年10月12日から16日までの5日間、中野四季の森公園で開催されています。

週に1度は餃子を食べる、自称"餃子女子"の記者が初日の会場に潜入してきました。餃子好きの"餃フェス"レポートです。

餃子にエビ×チーズ

初日の12日は平日だったにも関わらず、たくさんの人が集まっていました。オープンして間もなく会場に着いたのですが、すでに行列ができているお店もあり、来場者からの期待が伺えます。

会場を見回してみると、女性グループが目立ちます。今回の餃子フェスは、女性にもおすすめの餃子が勢ぞろいしているんです。

出店店舗は、「西麻布 炙り家 縁」、「宇都宮餃子館」、「横浜中華街 大連餃子基地 DALIAN」、「鉄板餃子酒場 ちびすけバル」、「芦屋 伊東屋」、「一口餃子酒場BLG(Beer Loves Gyoza)」、「北海道十勝餃子」、「札幌マルエス食堂」、「肉玉そば おどど×酔っ手羽」、「餃子専門店 福吉 京都本店」、「肉餃子専門店 THE GYO」、「和風居酒屋 森」、「WASH1N TOKYO」、「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」「鼎's by JINDINROU」の15店。

その中でも、今回は女性が多く並んでいた「餃子専門店 福吉 京都本店」「札幌マルエス食堂」「鉄板餃子酒場 ちびすけバル」の餃子を食べてみることにします。

1番のおすすめ、餃子専門店 福吉 京都本店の「京都えびチーズ餃子」は、餃子の餡にエビを使い、たっぷりのチーズをかけて焼いた1品です。

あつあつの餃子を受け取ると、チーズとトッピングの黒コショウの香りが漂ってきて、食欲がそそられます。ひと口目からエビの風味が口いっぱいに広がります。餡には食感の違う2種類のエビが入っているので、エビのプリプリとした食感がたまりません。

皮はもちもち食感で、チーズとの相性も抜群。お店の人によると、水と粉の割合を試行錯誤して、ちょうどいい食感に仕上げたオリジナルのものを使っているそう。

餡はさっぱりしていて食べやすく、トッピングのチーズと黒コショウが合わさることで、その旨味が引き立てられていて、お箸が止まりませんでした。普通の餃子とはひと味違った新しい餃子の楽しみ方が発見できます。

ビールが恋しい! 肉食女子におすすめの「肉巻き餃子」

次におすすめするのは、札幌マルエス食堂の「肉巻き餃子」。餡を皮の代わりに豚肉で包んで焼き上げています。

つまり、肉を肉で包んだ餃子。肉食女子なら絶対に見逃せない1品です。会場では、女子も男子も食いついていたので、カップルでシェアして食べるのも仲が深まりそうです。

餃子のタレとラー油をたっぷりつけて、頬張ります。噛むと、肉汁があふれだしてきて、美味しい! ピリ辛のラー油との相性も抜群です。少し脂っこいので、ビールのおつまみにもぴったり。ビール党ならこの餃子は外せません。会場には「よなよなエール」をはじめとした人気のクラフトビールも揃っているので、あわせて食べてみて。

最後はコレ! ブルーチーズ×パクチー×餃子

最後は、注目の進化系餃子を紹介します。

鉄板餃子酒場 ちびすけバルの「ブルーチーズの水餃子」は、ひと口サイズの餃子をブルーチーズソースに浸したユニークな餃子。トッピングには、パクチーをのせた女子必見の1品です。

餃子をお箸で持ち上げると、濃厚なチーズソースがしっかり絡んでおいしそう。さっそくひと口食べてみると、まずはブルーチーズの味わいと香りが口いっぱいに広がります。餃子の味は後からほんのり感じられる程度。餃子はニンニク少なめなので匂いを気にする人にもおすすめです。

パクチーを一緒に食べると、パクチー独特の風味とブルーチーズの風味が合わさってさらに美味しく食べられます。

ブルーチーズ、パクチー、ニンニクとクセの強いものが合わさっているので、ケンカしてしまうのでは? と思いましたが、意外にも相性が良くおいしく食べられました。

そのほかに、ことし9月に行われた肉フェスvs餃子フェスで販売個数がNo.1だった鼎's by JINDINROUの「羽根つき焼き小龍包」や鹿児島県産黒豚を100%使用した芦屋 伊東屋の「謹製 みそダレ黒豚餃子」なども行列ができていたので、要チェックです。

開催時間は10時から20時まで(12日のみ12時から)。場所は、東京都中野区中野4丁目13です。

食券は1枚600円。会場の窓口で購入できます。そのほか、電子マネーなら店頭支払いができるので上手に活用してください。

詳細は公式サイトへ。