「東京で奇形生物」に「ほら見ろ!!」の声…日本以上に敏感な韓国の“放射能アレルギー”

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10月9日、『毎日新聞』は「全身が青色のニホンアマガエルが8月以降、埼玉県内で相次いで見つかり、地元で話題になっている」と伝えた。

また9月には、『朝日新聞』が「全身が黄色で目に赤みがかったウシガエル」が埼玉県で見つかったと報道している。

「日本からの輸入はすべて中止するべき」

このようなニュースに敏感な反応を示したのは、お隣・韓国だ。

韓国メディアは、「福島第1原発事故による放射性物質汚染の影響が、東京の生物に及んでいる」という動物ジャーナリスト佐藤栄記さんの言葉を受け、「日本で相次ぐ奇形生物発見…福島原発事故の影響?」(『東亜日報』)、「東京で奇形生物の報告が相次ぐ…放射能の影響だと推測」(『ヘラルド経済』)といった見出しで日本の報道を紹介している。

こうした報道に触れた韓国人のコメントは、放射能への強い拒否感がにじむ。

「東京はもう終わったな」

「人間は30〜40年後に放射能の被害が出る。とりあえず日本からの輸入はすべて中止すべき」

「韓国小児がん患者の共通点は日本に行ったことがあるという研究結果が出ている。とにかく子連れ日本旅行だけは止めろ」

「それでも韓国人は日本に行く。安全に対する意識が低いからな」

そもそも福島第一原発事故当時、「韓国に放射能の影響は及ばない」といった報道があったにもかかわらず、韓国人の放射能アレルギーは強かった。

例えば、日本産水産物の輸入禁止を望む声が大きく、全国各地で環境団体によるデモが勃発。

実際に、2011年の日本産水産物の輸入量は前年度に比べて47%も減少し、一時期は福島周辺の水産物の輸入が全面禁止となったこともある。

乳がん手術を受けた北斗晶や、肝内胆管がんで亡くなった川島なお美の名前も取り上げられ、「福島に行った芸能人はガンになる」というデマも広まった。また、「ジャニーズのTOKIOが異常なまでに痩せた理由は、福島県産の食品を食べ続けたせい」という噂も流され、放射能に対する恐怖心を募らせるばかりだった。

東京五輪の開催が決まったときも同様だ。

「放射能オリンピック」とひがみ、「放射能問題がまったく解決されていないのに、なぜIOCは日本を選んだ?」と納得いかないような反応も。

韓国の食品医薬品安全庁が行った調査によると、「たとえ放射能が検出されなくても日本の水産物は購入しない」と答えた人は2014年68.8%、2015年も67.6%と半数以上。数字にも表れている通り、韓国人の放射能アレルギーは根強い。

最近になっても日韓トラブルが起きると、「ただでさえ放射能があるのに…」などと、必ずチクリと指摘する韓国人たち。

彼らの放射能アレルギーは、まだまだ続きそうだ。

(文=S-KOREA編集部)