ルー大柴か!?小池都知事のカタカナ語連発、意味わかる?

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 小池百合子都知事のスピーチが話題になっています。会見や所信表明で、これでもかとカタカナ語を連発しているのです。「ルー大柴みたい」と語った松本人志をはじめ、“IT企業の社長みたいだ”と感じる人もいて、調べてみるとその多さに驚きます。

 スマートな小池知事だからカッコよく聞こえるとはいえ、文字だけで見ると何のことやら分からないというケースも。そこでカタカナ語の意味を確認したうえで、改めてメッセージを読み直してみましょう。

◆,修貮要か?「ホイッスル・ブロワー」

 9月30日の定例会見で登場。築地市場の豊洲移転問題に対して、公益通報制度を用いて真相を明らかにしたいと語った小池知事。そのときに出てきたのが、ホイッスル・ブロワーというワード。どういうことなのでしょう?

<笛を吹くということでありまして、一種の内部告発であります。>

 三村マサカズから「そのままかよ」とツッコミが入りそうです。

◆横文字のオンパレード めくるめく所信表明

 9月28日の所信表明演説。ここでも横文字上等の百合子節が炸裂しました。すぐに理解できるのは「都民ファースト」だけ。以下、適宜カタカナ語に訳語を配置して引用します。

<ワイズ・スペンディング(賢い支出)という言葉がありますが、豊かな税収を背景に、税金の有効活用の観点が損なわれることがあってはなりません。

 そのためにも、セーフシティ(安心安全な街)、ダイバーシティ(老若男女、健常者と障がい者の区別なく暮らせる街)、スマートシティ(利ざやで賢く儲けて発展する街)の3つのシティを実現し、(中略)

サステイナブル(持続可能)な東京を実現する。

(中略)東京大会をスプリングボード(きっかけ)に都民生活や企業活動の「新たな常識」をつくり出す>

 舛添前知事だったら、袋叩きにあっていたはず。見た目とかプレゼン能力がいかに重要であるか思い知らされます。

◆とりあえず流行りものには乗っておく

 こちらも所信表明から。「サステイナブルな東京」に関連したスピーチで触れたのが、IoT、AI、フィンテックなどのワード。ニュースでも耳にしますが、解説を読んでもイマイチよく分からないという人もいるのでは? そこで以下のように噛み砕いてみました。

・IoT…Internet of Thingsの略。家電製品などをインターネットに接続すると生まれる余計な機能。人間に語り掛けてきたりするらしい。最初は物珍しいが、だんだん飽きてくる。そのうちうっとうしくなり、ぶっ飛ばしたくなってくる。

・AI…人工知能。映画『ロッキー4』で、ロッキーが義兄のポーリーにプレゼントしたロボットみたいなもの。

・フィンテック…Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。スマホ決済や指紋認証だけの支払いなどを可能にするだけでなぜか大儲けできるらしい。最先端の錬金術。

⇒【Twitter】はコチラ https://twitter.com/ecoyuri/status/784377567432220672
※海外メディアの取材にちゃんと答えられるのはさすが国際派。

◆な源数を水増しするためのカタカナ語

 何も言うことがないのだけど、とりあえず何か言っている感じを演出しなければならない。そんなときこそ、カタカナ、アルファベットの出番。

<まさしく環境大臣時代に常に訴えておりました3Rの思想につながるものであるということで、3Rとは、Reduce、Reuse、Recycleというこの三つの頭文字で3Rと申します。>(8月28日 定例会見で)

 そう、政治家は言葉に詰まってはいけないのです。話の中身よりも、言葉がスラスラ出てくる状態に有権者は感嘆するのですから。

 というわけで、今後も目が離せない小池都政。“都議会とのドン”との関係も気になるところですが、オシャレなスピーチにますます注目が集まることでしょう。

<TEXT/沢渡風太>