中国では日本が核武装するのではないかという懸念が根強く存在する。中国メディアの新華社は9日、米メディアの報道を引用し、「先進的な原発設備と巡航ミサイルや潜水艦を用いれば、日本は10年以内に核武装できる」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では日本が核武装するのではないかという懸念が根強く存在する。中国メディアの新華社は9日、米メディアの報道を引用し、「先進的な原発設備と巡航ミサイルや潜水艦を用いれば、日本は10年以内に核武装できる」と伝えた。

 記事は、米メディアの報道を引用し、米国政府傘下のシンクタンクが支援してまとめられた報告書が、日本は10年以内に核武装する可能性があると指摘したことを伝え、核戦争が起きた場合に日本の核兵器で殺傷できる人数は3000万人に達する可能性があると伝えた。

 続けて、米国のバラク・オバマ大統領が核兵器の攻撃能力を高めることに消極的であることが、逆に核拡散のリスクを高めている可能性があるとし、「日本や韓国は米国による“核の傘”の信頼性に不安を覚え、自ら核兵器開発に乗り出す可能性がある」と分析していることを伝えた。

 米国の報告書に対し、中国メディアの今日頭条は9日、日本が核武装を行い、日本との核戦争が起きた場合において「もっとも深刻な損失を受けるのは中国」だと主張し、背筋が凍る思いがすると主張している。

 記事は、米国の報告書で「仮に日中間で核戦争が起きた場合、中国の核兵器による攻撃で日本は3400万人が死傷し、日本は報復として計15万トン分の核弾頭で中国の45の都市を攻撃、3000万人の死傷者が出る」と分析していると紹介し、日本が核武装する可能性について「背筋が凍る思いがする」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)