10月の日本での異称は「神無月」。全国に鎮座しているさまざまな神様が、出雲大社に集まって会議を開く。開催地である出雲地域では「神在月」と称するといった話は有名だ。日本各地には神話が数えきれないほど存在する。神話によれば、われわれが暮らす日本の土地は、神様の営みによって生み出されたのだ。(写真は出雲大社、写真提供:(C)ziggymars/123RF)

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 10月の日本での異称は「神無月」。全国に鎮座しているさまざまな神様が、出雲大社に集まって会議を開く。開催地である出雲地域では「神在月」と称するといった話は有名だ。日本各地には神話が数えきれないほど存在する。神話によれば、われわれが暮らす日本の土地は、神様の営みによって生み出されたのだ。

 中国メディア・今日頭条は8日、日本の神話における「日本誕生秘話」の特殊性について紹介する記事を掲載した。その特殊性とは「男女の神の交わり」だ。記事は、「どうして日本の神話では、日本列島が男女の神の交わりによって誕生したとされているのか」として、「古事記」のなかで男神・イザナギと女神・イザナミという兄妹の神が夫婦となり、体を交わることで日本列島を作りだし、数々の神を産んだと記されていると紹介した。

 そのうえで、「この神話は日本人の、島国や民族生成に関する最も原始的な理解、解釈を示している」と解説。男女の交わりによって国土が生まれるというシチュエーションは、世界各国の神話において珍しいものであるとし、「陰陽が和合して万物を生むという、中国の陰陽哲学の影響によって形成された可能性がある」と説明した。さらに、このようなシーンが神話中に存在することは、「その後の日本文学に出現する強い性の意識の、象徴的な前触れでもあるのだ」としている。

 中国のメディアやネット上ではしばしば、日本に存在する「奇祭」が紹介される。そのなかには、生殖器を象ったご神体を崇めるものが多い。そして、混浴の話や現代日本の成人産業と絡めて「日本人はかくも性に対して開放的」という印象を伝えるのだ。そこにはある種の、羨望の意識があるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(写真は出雲大社、写真提供:(C)ziggymars/123RF)