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セイコーインスツル(SII)の関連会社であるエスアイアイ・セミコンダクタは10月12日、ウェアラブル機器・IoT機器の低消費電力化を実現するパワーモニタ用出力機能付き、超低消費電流LDOレギュレータ「S-174xシリーズ」を10月より発売すると発表した。

LDOレギュレータは、出力電圧を一定に保つよう制御するIC。「S-174xシリーズ」は、LDOレギュレータに入力されるバッテリ電圧を1/2または1/3に分圧し、その電圧を出力するパワーモニタ用出力機能を搭載。この出力された電圧(パワーモニタ用出力)を低電圧マイコンのA/Dコンバータに接続することで、バッテリ電圧(レギュレータの入力電圧)を監視することが可能となる。従来システムでは外付け抵抗を用いて電圧を分圧して監視を行っていたが、同製品を用いることでそれらの外付け抵抗が不要になるほか、0.5μAの低消費電流動作のため、ウェアラブル機器・IoT機器の低消費電力化およびバッテリ寿命の長期化に貢献するとする。

パワーモニタ用出力はアナログ出力のため、マイコン側でバッテリ電圧に対する複数の閾値を設定することが可能。例えば、バッテリ電圧がある電圧値まで下がった場合には通信機能をオフにし、データのログのみを記録することや、さらに電圧が下がった場合には機器の誤動作を防止するようにスタンバイにして、消費電力をオフにすることなど、バッテリ電圧によって機器の動作を切り替えることが可能となる。

パッケージは超小型パッケージHSNT-6(1.2×1.2×0.4mm)、HSNT-4(1.0×1.0×0.4mm)のほか、標準的なSOT-23-5(2.8×2.9×1.3mm)が用意されている。

(神山翔)