8日、国際連合児童基金(ユニセフ)はこのほど、今月11日の「国際ガールズ・デー」に先立ち発表した最新の報告書で、「女の子は同年齢の男の子に比べて、無報酬の家事労働や水汲み、薪を集めるために40%も多くの時間を費やしている」と指摘した。資料写真。

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2016年10月8日、中国新聞網によると、国際連合児童基金(ユニセフ)は7日、今月11日の「国際ガールズ・デー」に先立ち発表した最新の報告書で、「女の子は同年齢の男の子に比べて、無報酬の家事労働や水汲み、薪を集めるために40%も多くの時間を費やしている」と指摘した。

ユニセフによると、全世界で女の子が家事の手伝いに費やす時間を合わせると、毎日1億6000万時間を超え、女の子の3分の2が食事の準備や掃除をしており、半数近くが水汲みや薪拾いをしているという。さらに、それ以外にも高齢者や幼い子どもの世話もさせられている。

また、そうした家事手伝いの時間は、年齢とともに増える傾向にあり、戸外で水汲みや薪拾いをさせられる際に性的暴行に遭うリスクが高まることも明らかになった。

ソマリアでは、10〜14歳の女の子は毎週26時間も家事をさせられている。ブルキナファソとイエメンは、男の子と女の子の家事手伝い時間に最も差があり、家事を手伝わされることで、勉強の時間が犠牲にされ、健全な成長に必要な時間も、子どもとして過ごすことのできる貴重な時間も失われてしまっているという。

報告書では、こうした不公平な家事手伝いは、男女差別的な先入観を生む原因になっており、女性にとってさらなる負担を強いる要因にもなり得ると指摘している。(翻訳・編集/岡田)