写真提供:マイナビニュース

写真拡大

日立製作所(日立)と日立プラントメカニクスは10月11日、専用レールや移動ガイドなしで産業用ロボットを高精度に自律走行させることができる装置「HiMoveRO」の販売を開始した。

「HiMoveRO」は搭載したレーザー距離センサーで周囲の情報を取得して電子地図を自動作成し、走行ルートを設定することにより自律走行を実現する。設定した走行ルートと誤差が生じた場合は電子地図とマッチングさせて自己位置を自動で認識し、補正しながら走行する。また、独自技術により誤差±10mm以内の精度で目的地に停止できるという。走行速度は1.8km/hだが、走行路に作業者がいない場合は最大3.6km/hで走行できる。

従来の誘導線や時期テープを使用して移動させる誘導方式では、磁界を検出して制御信号を出しているため、鉄板などの磁性体がある場所では適用が困難だったが、「HiMoveRo」は電子地図により自律走行するため、クリーンルームの床に金属製のグレーチングがある場合でも走行できる。

「HiMoveRo」は、10月18日から22日までカナダ・バンクーバーで開催される「The American Society of Human Generic」で披露されるほか、国内では2017年1月18日から20日まで東京ビッグサイトで行われる「第1回 ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展」に展示される予定となっている。

(神山翔)