写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ルネサス エレクトロニクス(ルネサス)は10月11日、基幹通信分野のルータ・スイッチ向けに、通信業界最速クラスの400Gbps通信機器の開発期間を大幅に短縮するネットワーク検索エンジンLSIのリファレンスデザインを提供開始したと発表した。

同リファレンス・デザインは、高速パケット検索のできるルネサスのネットワーク検索エンジンLSI「R8A20686BG」を搭載した評価ボードと、ユーザーがシステム開発時に参照できるリファレンスデータ、通常では開発に時間のかかる「検索LSI制御IP」と「制御ソフトウェア」を含む。

特長としては、リファレンスデザインの提供により、ユーザーはネットワーク検索エンジンLSIとFPGAの接続が検証されたボード環境、リファレンスデータ、および制御IPや制御ソフトウェアを利用することができ、ルネサスによれば400Gbps通信処理システムの開発期間を10カ月以上短縮させることが可能だという。また、新開発の「検索LSI制御IP」により、デバイス仕様に精通していないユーザーでも1秒間に最大20億回データ処理(パケット検索)できるネットワーク検索エンジンLSIの性能を最大級に利用できるとする。さらに、「制御ソフトウェア」により、検索仕様の設定・変更をシステムプログラム上から実行できるため、システムのハードウェア構成を意識せずに400Gbps通信の様々なアプリケーションに効率良く対応可能となる。

(神山翔)