子どもは親の背中を見て育つ、という言葉がある。まさにそのとおりで、どんな人間に育つかは、子どものころに親からどのような接し方をされ、どんな教育を受けてきたかにかかっている部分が大きいのだ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 子どもは親の背中を見て育つ、という言葉がある。まさにそのとおりで、どんな人間に育つかは、子どものころに親からどのような接し方をされ、どんな教育を受けてきたかにかかっている部分が大きいのだ。

 中国メディア・今日頭条は8日、「日本の女性による子どもの教育は、推薦に値する」とする記事を掲載した。記事はまず、4歳の息子を持つ母親である日本人の友人のエピソードを紹介。子どもが高い場所に登ろうとするのを見て咎めたこの母親が、単に「やめなさい」と言うのではなく、「危ないので登らないで」と書かれた看板を息子に見せ、大声で復唱させたとした。そして、「こんな小さな事から、日本人の教育はしっかりしていると感じさせられた」と伝えた。

 そのうえで、「この件以外にも日本の女性による子どもの教育は素晴らしいので、おススメしたい」として、参考にすべき点を6つ挙げた。その6つとは、「1歳になる前に自分で食べることを覚えさせる」、「大人より服を1枚少なく着させる」、「習慣を培うことを、順位争いよりも大切にする」、「ゲーム感覚で家事を手伝わせる」、「倹約を覚えさせる」、「自分で生活することを早いうちに覚えさせる」である。

 1歳前に自分で食事を、というとオーバーだが、自分で食べる試みを少しずつ始めるということだろう。机の上や床がめちゃくちゃになっても大目に見て、自分で食べられた時には大いに褒めてあげる寛容さが求められる。2点目以下については、いかにも過保護になりがちな中国の保護者に向けたメッセージといった感がある。

 何でもかんでも子どものためにやってあげる、というのは一見愛情を注いでいるように思えるが、子どもが成人した時の事を考えると、それが必ずしも良い行いではないことに気づく。「自分のことは自分でやる」というのが、子どもを自立した人間へと育てるうえでの鉄則。社会の進歩とともに、中国でも自立を重んじる子どもへの教育が浸透していくだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)