日本人は多発する地震と向き合いながら生活していることを多くの中国メディアが取り上げているが、中国メディアの今日頭条の8日付の記事は、日本人が災害に直面したときに示す精神態度は「中国人に尊敬の念を抱かせる」と掛け値なしに絶賛する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人は多発する地震と向き合いながら生活していることを多くの中国メディアが取り上げているが、中国メディアの今日頭条の8日付の記事は、日本人が災害に直面したときに示す精神態度は「中国人に尊敬の念を抱かせる」と掛け値なしに絶賛する記事を掲載した。

 記事は、日本人はたとえ「強烈な地震」に直面したとしても「決して慌てて取り乱すことはない」と紹介、また「日本人の不屈の精神が彼らの中に希望を生じさせ、あきらめることはしない」と絶賛した。

 さらに「日本人には適切な行動が命を救うという確信がある」と説明。この適切な行動について、「自分のことだけでなく他人のことも考えて行動する」という行動原則が「日本人ひとりひとりの遺伝子に組み込まれているかのよう」であり、従って「日本人は往々にして非常に冷静に地震に対処できる」と絶賛した。

 記事は、未曾有の大災害であった東日本大震災に直面した際に見せた日本人の精神態度について、多くの写真を掲載し、その「民度の高さ」や「不屈の精神」を絶賛している。飛躍的な経済成長を遂げた中国だが、人びとは拝金主義に傾倒し、金銭等の物質的なものの価値ばかりが重視されるようになった。

 記事の文脈から伝わるのは、国がなんらかの危機に直面した際、その危機を救うのはモノではなく、日本人が持つ不屈の精神態度や秩序を生み出す行動原則であるという主張だ。記事は日本人のような精神が現在の中国国民に欠けていることを危惧しているようで、日本人の精神を絶賛しつつも、これに見倣うように読者に提言している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)