卓球ワールドカップ女子シングルス決勝で、世界ランク17位の平野美宇選手が最年少記録で優勝した。16歳の高校1年生だ。今回、出場を見送った中国選手以外で優勝したのも初めて。日本選手はワールドカップで05年に福原愛の銅、14年に石川佳純選手の銅、15年に石川の銀がある。

9日(2016年10月)の準々決勝で親友の伊藤美誠選手(15)を破り、勢いに乗って準決勝ではシンガポールの選手を下し決勝に進出、世界ランク8位の台湾の鄭怡静選手を4−0のストレート勝ちで優勝した。

東京五輪に期待高まる親友・伊藤美麻との若手2枚看板

平野はリオ五輪では福原、石川、伊藤らの練習相手を務めるサポートメンバーとして参加し試合には出られなかった。本人は「いい勉強になった」と話していたが、帰国後に母親に「自分も(日本代表として)そこに立てるチャンスはあったのに立てなくて悔しいという気持もあった。気持を切り替えてこれから頑張る」とホンネを漏らしたという。

リオ五輪を取材した石井大裕アナ「リオで平野選手を見ていましたが、仲間の選手に飲み物を運んだり、虫よけスプレーを持って行ったり、自分もやりたいという気持ちを抑えてけなげに働いていました。これからも応援したくなりますね」

リオ五輪での悔しさをバネに頑張ったのだろう。伊藤と東京五輪の活躍が楽しみだ。