プルップルなお肌のもとは、言わずと知れた“コラーゲン”。コラーゲンなくしては、お肌のしなやかさや弾力は失われ、シワシワ、ガサガサのお肌になってしまいます。コラーゲンの生成を促進するには、やっぱり食べ物から! といってもコラーゲンを直接摂れる食品はありません。ここでは、コラーゲンを増やす働きがある食べ物をご紹介します。

コラーゲンって何? コラーゲンの働きは?

コラーゲンはタンパク質の一種です。人の体の約20%がタンパク質ですが、そのタンパク質の30%がコラーゲンです。お肌プルプルのイメージのコラーゲンですが、実際には約40%が皮膚に存在し、10〜20%が骨や軟骨に存在します。それ以外にも血管や内臓など、体のいたるところに存在しているのです。お肌にあるコラーゲンは、真皮の70%を占めています。真皮にコラーゲンやエラスチンといった繊維がしっかり張り巡らせられ、そこに新たにヒアルロン酸が分泌されることで、しっとりモチモチのお肌になるのです。

コラーゲンを増やす働きのある食べ物

残念ながらコラーゲンを食べても、いったんアミノ酸に分解されるため、そのままお肌のコラーゲンになるわけではありません。ここでは、コラーゲンを増やす働きがある食べ物をご紹介します。

1.大豆

大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしますが、イソフラボンの一種であるゲニステインという成分が、コラーゲンを増やす働きをすることが分かってきました。コラーゲンの生成を促すだけでなく、コラーゲンを分解する酵素をブロックするので、大豆を食べることでお肌はプリプリに。大豆には、コラーゲンのもととなるタンパク質も多く含まれているので、積極的に食べたい食品です。

2.ベリー類

赤や紫のフルーツ、ブルーベリーやラズベリー、チェリーにはポリフェノールの一種のアントシアニンが豊富です。アントシアニンは、コラーゲンの生成には欠かせないビタミンCの濃度を細胞レベルで高めてくれます。アントシアニンには、コラーゲンを破壊する活性酸素を除去する働きもあります。

3.緑茶

緑茶にはカテキンなどのフラボノイドが多く含まれます。フラボノイドには、ビタミンCを助ける働きがあるため、フラボノイドが不足するとビタミンCの不足と同じような症状が出てしまうのです。また、フラボノイドは抗酸化力が高く、活性酸素に対抗するためには絶対必要です。

4.青魚、ナッツ

サンマやイワシ、サバなどの青魚、鮭やニシン、マグロといった冷水魚は、オメガ3系不飽和脂肪酸の宝庫です。オメガ3脂肪酸には体内のコラーゲンを増やす働きがあるので、しっかりと食べましょう。クルミ、アーモンド、ビーナッツなどのナッツ類にもオメガ3脂肪酸は豊富です。ナッツ類には、エストロゲンをサポートする植物性タンパク質も豊富です。

コラーゲンのサプリメントやドリンクを摂るのも悪くわありませんが、その週辺の食べ物によりコラーゲンを増やす努力も上級テクニック。しっかり食べて乾燥に負けない美肌を手に入れましょう。


writer:岩田かほり