連続動物虐待死事件、犯人は元警察署長の息子(出典:http://www.nbcbayarea.com)

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米カリフォルニア州沿岸部のある閑静な住宅街で今からちょうど1年前、ネコの連続虐待致死傷事件が起きていた。まもなく法廷で裁かれるその容疑者は、あろうことかその地域の警察署長だった人物の息子だという。

シリコンバレーの中心都市として人々の所得水準は高く、暮らしの安全度は全米No.1と言われてきたカリフォルニア州のサンノゼ。そのカンブリアンパークという町で昨年秋、ネコばかり次から次へと誘拐されては痛めつけられる、あるいは殺されるという連続動物虐待致死傷事件が2か月にわたり発生し、市民を震え上がらせていた。20匹を超す飼い猫が誘拐され、激しい虐待を受けて死亡。4匹目の死骸が発見された昨年10月8日、やっと1人の容疑者が逮捕された。

この事件で逮捕されたのは、同じ地域に暮らすロバート・ファーマーという25歳の男。小学校の周辺に設置された監視カメラの映像に、ネコを痛めつけて殺すロバートの姿が確認されたことが逮捕の決め手となり、乗っていた車からは多数のネコの首輪と1匹のネコの死骸が発見された。ロバートはサンノゼ警察の署長を務めたジャック・ファーマー氏の息子で、極めて慎重な逮捕となったことがうかがえる。

ロバートは多くのネコに対して性的虐待を行っており、起訴にあたり罪状は動物虐待にからむ重罪も含めて21におよぶ。有罪答弁を済ませたロバートは裁判を待つのみとなっているが、有罪判決が下った場合には最高で懲役16年の実刑判決が言い渡されるものとみられている。

幼い頃から動物虐待を繰り返す者を、危険人物として厳しく監視しようとするアメリカの警察。サンノゼ警察も例外ではなかったはずだが、家族の威厳と自分の保身のためか父はこの息子の動物虐待癖を職場で口にすることはしていない。日本においても東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤、神戸連続児童殺傷事件の“酒鬼薔薇聖斗”、池田小児童殺傷事件の宅間守らは、いずれも過去の動物虐待行為が確認されている。

出典:http://www.nbcbayarea.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)