場所にもよるが、日本人が中国に行って現地市民に話しかけたり話しかけられたりすると、結構な確率で「あなたは韓国人か」と言われる。日本人、韓国人それぞれからしてみれば「ぜんぜん違うじゃないか」と思うのだが、少なからぬ中国の人にしてみれば「差不多」(大差ない)なのかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 場所にもよるが、日本人が中国に行って現地市民に話しかけたり話しかけられたりすると、結構な確率で「あなたは韓国人か」と言われる。日本人、韓国人それぞれからしてみれば「ぜんぜん違うじゃないか」と思うのだが、少なからぬ中国の人にしてみれば「差不多」(大差ない)なのかもしれない。

 見た目で「差不多」ならば、中国人から見た日本と韓国の違いは、どんなところにあるのか。中国メディア・今日頭条は4日、経済と政治の観点から両国の違いについて解説する記事を掲載した。

 まず、経済についてはGDPのほか、物価指数、貧富の差といった部分で日本と韓国には大きな差があると説明。また、新興工業国の韓国は老舗工業国で重工業大国である日本から経済構造上でもおくれをとっているとした。さらに「日本企業はより哲学的な方法で儲けを得るスタイルを確立しているのに対し、韓国企業はなおも『街角で呼び売りする』ような手法に頼っている」と論じている。このほか、製品の品質も同じレベルにはないと指摘した。

 続いて、政治についてだ。韓国は巨大政党の一党独裁一党独裁状態で、財閥が財界を独占する”軍人政治”であると説明。日本もかつて資本主義国家として同じ道を歩んだものの、70年前に帝国主義を清算し「自分のことをしっかりやれば人生の価値を生み出せる国」に変わったとした。また、韓国は中国・北朝鮮・ロシアなどの存在に加え、歴史的に中央集権の経験が乏しいため、その後ろ盾である米国は”軍人政治”の道を歩ませざるを得なかったと解説したほか、大統領が国家元首的な存在である一方で、多くの大統領がハッピーエンドを迎えられないとしている。

 記事の評価は韓国に対してかなり手厳しい。一方、韓国を卑下するために、日本については随分とお褒めいただいているようで、むず痒さを覚える。それはさておき、「日本と韓国は似たようなもの」という世界的なイメージを改め、それぞれが持つ特徴や長所を理解してもらえるような努力をさらに続けていくことは必要だろう。ただそれを、相手を貶める手段にするのは考えものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)