コネなしの状態で40社中10社から就職試験を取り付けた青年のドーナツを使った作戦が斬新!

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米国で職を探す青年が、奇抜なアイディアで自己アピールし、見事に希望業種10社の面接をとりつけた。そのアイディアとは、配達員を装って会社役員に直接ドーナツを届けること。

リトアニアの移民青年

リトアニアの首都ヴィリニュスから米国サンフランシスコに移住したばかりのルーカス・Ylaさん(25才)は、20歳のころから、米国のテクノロジー関連会社で働くことが夢だった。

だが、テクノロジー分野は就職競争が激しく、並大抵のことでは履歴書にさえ目を通してもらえない。

一時は絶望しかけたルーカスさんだが、諦めず、自分を売り込むキャンペーンを考えた。彼の専門はマーケティングだ。

ドーナツの箱に書いた履歴書

まず彼は、米国の宅配サービス「ポストメイト」の配達員が着ている制服に似せたTシャツをオーダーして作った。

次に、サンフランシスコで有名なドーナツショップ「ミスター・ホームズ・ベイクハウス」で箱入りドーナツを買った。

そして、ドーナツの箱の内側に、自己アピール文と略歴を書いた。

『ほとんどの履歴書はゴミ箱に入る。私のは、あなたのお腹に入る。

Hi,

これは配達ミスではありません。私のレジュメがあなたに直接渡るように、ポストメイトの配達員を装いました。

このことからお分かりのように、私は物事に普通とは違ったアプローチをします。そして--ここが重要ですが--それをやり遂げます。

名前はルーカスといいます。マーケティング分野で5年の経験があります。あなたの会社を素晴らしいと思い、一緒に働きたいと思っています。

私に興味を持ち、連絡を取りたいと思っていただけたら、サイトbit.ly/check-resumeをご覧ください。

それはさておき、今はミスター・ホームズ・ベイクハウスの美味しいドーナツを、どうぞご賞味ください。』

配達員に化けたルーカスさんは、この箱入りドーナツを、会社役員や管理職に直接手渡したのだ。

後に海外メディアの取材を受けた彼はこのように言っている。

「会社の決定権のある人に、直接届けられないかと考えたんです。僕はここサンフランシスコでは何の実績もない。だから、普通に応募しても履歴書レベルで落とされてしまうと思いました」

下にあるのは、受け取ったある会社役員の反応だ。

クリエイティブなアプローチが気に入った。こんな美味しいレジュメを届けるためにポストメイトになりすますなんて!)

10社の面接を取り付けた

さてその結果は? ドーナツを配達した40社中10社から面接の約束を取り付けることができた。

「アメリカでの仕事実績がゼロで、何のコネもない僕が、競争の激しいサンフランシスコでやっていけるのかと思うと、絶望的になったこともある。でも、結果は、作戦を練って実行してよかった」とルーカスさんは言う。